-
hpi-MIRAGE 1/43 ニッサン NP35
ニッサン NP35 No.23 鈴木利男 / ジェフ・クロスノフ 1993年のJSPC、SWCで戦うためにニッサンが開発した新規格NAマシンがこのNP35である、ニッサンはグループCレースのNA化には反対の立場であり92年も旧規定で製作されたターボカーのR92CPを投入し戦っており、NP35は遅咲きの登場となった。 1992年のJSPCはニッサンのワークスが投入するR92CPがまさにシーズンを席巻する活躍を見せており、それに対抗するプライベーターのトヨタ軍団は善戦するも苦戦の模様は隠せずトヨタは遂にワークスマシンのTS010を投入する事によってR92CPに初の黒星を叩きつけることができたのである、しかしシーズンは終盤となっておりポイントは取り返し様が無かった。 最終戦の美祢500kmにニッサンが開発を進めてきたNP35が遂にその姿を表し、トヨタの新規格マシンに対しニッサンも新規格マシンをぶつけ打倒TS010を期待されたが熟成不足が露呈、またQタイヤ等に対応する為にP35のものより強化された脚回りのセッティングが思うように煮詰まらず苦労が絶えない展開が続き予選は最下位へと沈んだ。 雨に見舞われた決勝でもこの問題は解決せず、またドライブトレインのトラブルにも見舞われ決勝も最下位という結果に終わった、NP35にとっては完成直後の実戦テストであり標的はあくまでも93年のル・マンとされ、新規格マシンの多くがV8、V10を搭載する事が多い中V12エンジンが搭載された理由も振動が少なくロングランをするのには最適とされ300周以上を走行する事、熟成を進め24時間を走りきる事が主な目的であった。 しかし92年シーズンが終わるとグループC、特にJSPCは急速に衰退を始めシーズンは消滅し1993年は日産自動車も経営不振に陥った為、NP35の開発は打ち切られたがテスト走行のみは続けられていたらしく、現在でも動態保存されているNP35の走っている姿をイベントで見ることができる、V12NAの高音サウンドは絶品だ。 モデルはhpiのMIRAGEモデル、レジンで作られたモデルは厚みを感じさせないスマートで高い完成度で仕上げられホイール等の細かいパーツも高精度で再現されている、流石はhpiだと思う。 成績は不振のまま終わった幻のCカーではあるが、デザインやカラーリングは非常に美しいので個人的には大好きなマシン、このマシンの熟成が進んでJSPC、SWC、IMSAに参戦していたらどのような戦いをしたか想像を膨らませてみても楽しい、新規格マシンではあるが一段ウイングを装備しておりフロントセクション等どことなく進化しきれてない感じがするのも特徴的で面白い、モデル化は知る限りではエブロとhpiのみしか実現してなくどちらも完成度は高いものの人気のあるモデルの為入手難易度はすこし高め。 #1/43 #hpi-racing
ミニカー hpi-racing 9000円こっくり
-
hpi-MIRAGE 1/43 ニッサン NP35 NISMO Festival
ニッサン NP35 NISMO Festival No.23 NP35の最初で最後のレースとなった美祢500kmからちょうど1年後、1993年の11月初旬にニッサンは『高速車両の基礎研究』を菅生サーキットにて実施、研究にはNP35が使用され、これまでの仕様に対してモノコックの小改良、エンジン位置の移動、ショートホイールベース化、更に新規格マシンのアイコンでもあった2枚羽が装備されより実戦的なエクステリアを手に入れた、そして現在、年末近くに開催されるニスモフェスティバルで見ることができるのがこのマシンである。 ちなみにギア比のセットが92年の最終戦以降変更されて居ないらしく、すぐにレブリミットに当たってしまうらしいがそれ故に富士スピードウェイで開催されるイベントの展示走行ではV12NAの絶品サウンドを堪能できる、個人的なオススメウォッチポイントはターン15辺りで立ち上がっていくマシンが比較的近くで見える。 こちらのモデルはニスモフェスティバル2008にて会場販売されたというアイテム、美祢仕様も人気が高くレア度が高いがこちらはそれに輪をかけてレアであるらしくたまたまセカンドハンズで出会えたのは奇跡だったと思う。 このNP35も同じくMIRAGEの為、完成度は非常に高く、NP35のスマートなボディをシャープに再現しているし何よりも2枚羽がとにかくお似合いなので見かけたらすこしコストが嵩んでも手に取ってみてほしい、後悔はしないと思われる。
ミニカー hpi-racing 12000円こっくり
-
hpi-racing 1/43 トヨタ TS020 #1
トヨタ TS020 No.1 マーティン・ブランドル / エマニュエル・コラール / ヴィンセンツォ・ソスピリ 1999年ル・マンに参戦したトヨタモータースポーツのTS020、99年は前年に続きワークスの世界大戦となり覇権を握るべく投入された最強のマシン。 1号車は3台投入されたTS020の中でのエースカーに当たり予選ではエントリーした全車の中で唯一3分29秒をマークしポールポジションを獲得、その圧倒的強さからル・マンで話題持ち切りの地元紙などでは『トヨタvs他全車』『赤き艦隊』などと大々的に注目された。 決勝では安定的な速さを見せるものの夜間走行中にリアタイヤがバーストしユーノ・ディエールにて停止、そのまま帰らぬマシンとなってしまった。 ダイキャストとは思えない精密さは流石hpiと言ったところ、後出しジャンケンではあるがこれまでリリースしていたオニキスやミニチャンプスを凌ぐキラーアイテムと言っても過言では無くダイキャスト故に生産数も多い為、現在でもセカンドハンズで頻繁に出回っていて入手が楽というコレクターに優しいモデルである。 #1/43 #hpi-racing
ミニカー hpi-racing 5000円こっくり
-
hpi-racing 1/43 トヨタ TS020 #2
トヨタ TS020 No.2 ティエリー・ブーツェン / アラン・マクニッシュ / ラルフ・ケレナーズ 1999年ル・マンに参戦したトヨタモータースポーツのTS020、99年は前年に続きワークスの世界大戦となり覇権を握るべく投入された最強のマシン。 2号車も1号車と同じくトヨタのエースカーとして投入され、予選タイムは29秒台の1号車に対し30秒台のマークとなり2位からのグリッドを獲得しトヨタがフロントローを独占する布陣を築き上げた、他のライバルが31秒以降なのを見ると1、2号車がどれだけ強かったのかが伺えるだろう。 2号車が印象的なのはメルセデスが投入したCLR-GTRとの激しいドッグファイトで結末はあの有名なメルセデスの離陸で場外コースアウトという幕引きであった、前年に続きベンチャーセーフネット号が敵無しの様相になるかと思われたが、こちらも夜間走行中に1コーナーで追い抜いた下位クラスのマシンに激しく追突され大破、走行不能となった。 ドライブしていたブーツェンはこのクラッシュにより脊髄を傷めるほどの怪我を負いレース人生に別れを告げる事となった。 ル・マンで勝つには3台必要、これは古の時代から言われてる事もありモデル化を担うミニカーメーカーもキッチリと3台リリースしてくれる・・・それは有難いが絶版となってしまうと3台中の間のナンバーのマシンがなかなか見つからないというのはよくある話で、TS020も2号車を入手するのが結構手間が掛かった記憶。 もちろんクオリティは素晴らしいの一言に尽きる、アンドレ・デ・コルタンツが作り上げたスマートなボディはしっかりと再現され、照明を照り返しが美しさを強調してくれている。 #1/43 #hpi-racing
ミニカー hpi-racing 5000円こっくり
-
hpi-racing 1/43 トヨタ TS020 #3
トヨタ TS020 No.3 片山右京 / 土屋圭市 / 鈴木利男 1999年ル・マンに参戦したトヨタモータースポーツのTS020、99年は前年に続きワークスの世界大戦となり覇権を握るべく投入された最強のマシン。 日本人トリオが起用された3号車は絶対的な本命とされた1、2号車の援護を任務として投入され、車両のパッケージも最新の1、2号車とは違い98年の物を与えられていた、3号車は序盤は燃費等のデータを見ながらレースを進めるべく石橋叩いて渡り、着実にラップを伸ばしていった。 魔の手が伸びる夜間に入り、絶対的な強さを誇った1、2号車が舞台から退場してしまい、それまでチームから大きな指示は無く少しずつ歩を進めていた3号車は「攻めて攻めて攻め続けろ!」と遂に下命を受けた。 ラップタイムを数段はね上げたTS020はトップを奪取するべく1-2を走るBMWを猛追、しかしトップのBMW17号車がクラッシュし大破し栄冠を掛けての対戦カードはトヨタの3号車かBMWの15号車の二択となった。 プライベーターBMWの妨害をかわし本命の追撃に移るものの3号車のタイヤはミュルザンヌストレートにてバーストしてしまい、片山右京の懸命なコントロールによってTS020は無事コースに復帰した、バースト時の速度は280km以上であったという。 TS020は緊急ピットインし、コースに復帰するもののトップとは1周差となってしまい勝敗は決した、3号車は無事に完走するものの悔しい総合2位となり、LM-GTPクラスでは優勝というリザルトとなった。 やはりやってくれたhpi、99年に世界を湧かせたTS020を3台ともリリースしその中でも歴史的な追撃を演じた3号車は特に人気が高く今でも高値がついてる所をちらほらと見かける、このhpiのモデルが出るまでは数万も当たり前のようについていたりする程人気であった、その相場もこのキラーモデルがリリースされてから音を立てて崩れ去ったが・・・(笑) 1号車と同じく、人気であるが故に市場では結構広まっており入手にはされほど困らなかった、僚機に比べれば少し値段は張るものの私がプロトタイプカーに魅了されるキッカケとなったマシンであったため見送る理由は無かった、トヨタのコレクションには絶対に欠かせないモデル。 #1/43 #hpi-racing
ミニカー hpi-racing 7000円こっくり
-
hpi-racing 1/43 トヨタ TS020 (black edition)
トヨタ TS020 hpi officialweb black edition 静岡県浜松市に会社を構え、その高いクオリティに定評のあるhpiがリリースしたTS020のオフィシャルウェブサイト限定のTS020、一見すると本物のテストカーの様ではあるがブラックエディションというhpi独自のオリジナルモデル、ちなみに300台限定でネット通販でのみ販売したらしい。 モデルはボディからハチマキまでマットブラックで仕上げられており赤いイメージの強いTS020においては異彩ではあるが照明を鈍く照り返すボディワークの美しさが浮き出る1台、ちなみにルーフ上のエアスクープ、リアウイング、フロントカウルの一部がカーボン調に仕上げられていてより一層現実味のあるデザインになっているのがなんとも嬉しい1台だ。 ちなみにこちらは1999年仕様の正式にプロトタイプカーへと昇華した方のTS020であり、同じ単色仕上がりのバレンシアテスト仕様と比べると仕様の違いが見られる、ただの黒塗り仕様かと思いきや、一部をカーボン調にしたり黒いハチマキを残したりと限定品らしいhpiの細かな気合の入れ方を感じ取る事ができる、売れ行きは同時期に発売されたweb限定品に比べ緩やかであったらしいが、無事に完売したそうだ。 黒塗りのTS020と言えば、グランツーリスモ4の中古車に現れる隠し車両を思い浮かべる人も多いかと思うが、あちらはハチマキが文字無しの黒でノーズのトヨタのエンブレムが赤色となっているので仕様が違う、ちなみにミニチャンプスがミニカーファン限定品としてグランツーリスモコラボを出していた。 #トヨタ #1/43 #hpi-racing #ミニカー
ミニカー hpi-racing 5000円こっくり
-
hpi-racing 1/43 トヨタ TS020 (test)
トヨタ TS020 カルロ・サインツ 1998年ル・マンで開戦する大手5大ワークスによる世界大戦を圧倒する為に制作されたトヨタのモータースポーツ史上を語る上では欠かせない1台、こちらは1998年にバレンシアサーキットにて実施された開発テストに使用された。 TS020はGT1規格のマシンとして開発されていたが、当時ヨーロッパをメインに開催されていたFIA-GT1へは参戦せず、ル・マン参戦の為に製作されこのマシンは当時プロトタイプカーに片足を突っ込んで居たようなGT1規定を徹底的に読み込んだ上で設計され、一番最初にシェイクダウンしたのがこのテストカー(LM801)であった、バレンシアでのテストにドライバーとして参加したのがWRCでトヨタのセリカなどで幾多の勝利を掲げて来たカルロス・サインツであり、TS020デビューに向けての熟成が進められた。 テストカーはスポンサー類のステッカーは一切無く、デカールの類はハチマキとタイヤレターだけであり赤一色でペイントされたこのマシンは巨匠、アンドレ・デ・コルタンツにより作り出されたGTマシン離れしたボディデザインが良くわかる1台となっている、ちなみに赤一色のTS020と言えばロードカー仕様が思い浮かぶが、実際にナンバーを取得したロードカーはシャーシナンバーLM803でありホイールやマフラーに差異がある。 モデルはhpi製で、TS020を連続してリリースしていた時にいっしょに世に送り出されたもの、TS020の1/43と言えば古いオニキスを始めアルタヤ(ixo)、ミニチャンプスや書籍のデル・プラド、ハイスピード、今ではスパークなど数々のメーカーがリリースしているが中でもhpiのTS020が一番安定的なクオリティを持ってるんじゃないかと個人的には思う、『赤き艦隊』を象徴する赤色の発色も深みが良く再現されており本戦仕様とは違う際立ったカッコ良さを持っている、ネット相場では比較的安価に入手する事ができるのでGTとプロトタイプの狭間で生み出されたこのマシンをぜひとも手に取ってもらいたい。 #トヨタ #1/43 #hpi-racing #ミニカー
ミニカー hpi-racing 2000円こっくり
-
Minichampus 1/43 オペル マンタ B2 #140
オペル マンタ B2 No.140 オラフ・ベックマン / フォルカー・ストリチェク / ピーター・ハス / ユーゲン・シュルテン ドイツ最大の草レースと言っても過言ではないニュルブルクリンク耐久の2013年度大会に参戦したキスリング モータースポーツのマンタ B2、ワークスチームやプロレーサー、最新のGTマシンがクローズアップされる中、特例によって参戦が認められ緑の地獄を駆け抜ける可愛らしい小さな勇者だ。 一応、ニュルブルクリンク24時間耐久は開催年から10年以降のマシンは参戦不可というレギュレーションがあるのだが、このマンタはあまりの人気の高さから主催者から招待状を送られる主催者推薦枠というシード権を獲て参戦しており、その人気は海外はもちろん日本のモータースポーツ愛好家からも多くのファンが存在しツイッターでは専用のハッシュタグが使われるなどその人気っぷりは別格である、あまり使われないが『マンタ師匠』『妖精』『マンタ先生』等と数多くの呼び名があったりする、本当に愛されている。 キスリングモータースポーツのマンタはそんじょそこらのマンタとは別格のチューニングを施されており、キスリングモータースポーツとオペル・パフォーマンスセンターが協力し、ドア類、ボンネット、フロントマスク等をカーボンファイバー製の特注品に交換、溶接式ロールゲージの導入、ダブルウィッシュボーン式のサスペンションに換装、シーケンシャルシフトの導入、エンジンをカデットGSiで使用されている2リッターNAに換装し電子制御パーツを導入、更にラジエーターはメルセデス、マスターシリンダーをポルシェの物と改造箇所を上げたらキリが無い程のワンオフマシンであり、主催者推薦枠の特別マシンとはいえSP3Tでライバルと戦うれっきとしたレーシングカーなのである。 そしてマンタを語る上で欠かせないのがもふもふのキツネの尻尾である、ルーフアンテナの先に取り付けられたキツネの尻尾はレーシングスピードで煽られもふもふもふと激しくダンスしている光景を度々見ることができるチャームポイントである、このキツネの尻尾は何の意味があるのかは残念ながら知らないが可愛いは正義だし個性があるのはいい事だ。 今回展示する2013年仕様のマンタはクラス14位、総合100位にて無事に完走を遂げておりパッとしない順位に見えるがライバルはスパルが送り出すワークスマシンのWRXやガズーレーシングの86、アウディTTやクリオである為、このような最新マシンとガチバトルをやっている所を見ると非常に健闘しているマシンと言えよう。 こちらはミニチャンプスのレジン製という少数派モデル、パッケージも横幅の大きな物が使用されており特別感のあるモデルに仕上がっている、ディティールもしっかりと捉えられており、何よりも最大の特徴・・・と言うか最大のチャームポイントと言うべきキツネの尻尾がちゃんと再現されているのはマンタのファンとしては嬉しいところ、生産数が少ないのか市場ではあまりお目にかかれず入手する機会に恵まれないのが残念ではあるが、オススメのモデルなので見かけたら手に取ってみてほしい。 私はツイッター経由でフォロワーさんより「こっくりさんキツネが好きならマンタ持ってなきゃダメっしょ!」と、譲っていただいた。 #1/43 #minichampus
ミニカー MINICHAMPS 5000円こっくり
-
Spark 1/43 ダラーラ P217 #29
ダラーラ P217 No.29 ルーベンス・バリチェロ / ヤン・ラマース / フリッツ・バン・イヤード 2017年ル・マンに投入されたイタリアの名門ダラーラが供給した新規格のLMP2マシン、29号車はオランダ国籍のレーシングチームネダーランドが投入したマシン。 もともとレーシングチームネダーランドは欧州方面のヨーロピアンル・マンシリーズ(ELMS)に参戦しており、2017年に新規格のLMP2マシンのオレカ、ダラーラ、リジェ、ライリーが供給され始めるとネダーランドはダラーラP217を使用し、ELMSで戦うこととなりその遠征チームとして2017年のル・マンの参戦権を手に入れた。 タイトルスポンサーとしてフリッツ・バン・イヤード氏が経営するオランダの大手スーパーマーケットのJUMBOが付いており、社長であるフリッツ・バン・イヤード氏もジェントルマンドライバーとしてレースにチャレンジしている、またオランダ人ドライバーで固めるのがこのチームの特徴でもあったが17年のル・マンではF1ドライバーのルーベンス・バリチェロがゲストとして参加している。 ダラーラP217はフロントカウルとリアセクションにそれぞれ空気抵抗を大きくしコーナリングスピードを稼ぐハイダウンフォース仕様と空気抵抗を限りなく小さくしてストレートスピードを稼ぐローダウンフォース仕様が存在し、テスト日ではローダウンフォース仕様を使用して走行する場面も見られハイレベルなストレートスピードを発揮したものの、あまりのダウンフォース不足にダラーラを使用する全チームは最終的にハイダウンフォース仕様に落ち着いた。 F1ドライバーのルーベンス・バリチェロをエースとしてル・マンでも優勝経験を持つヤン・ラマースとドライバーネームとしては豪華ではあったがバリチェロはまだしもヤン・ラマースは60を越える高齢ドライバーであり既にジェントルマン枠となりドライバーラインナップとしては他チームに見劣りするものとなった。 2017年のLMP2事情と言えば、ELMSではオレカ、リジェ、ダラーラの三つ巴だったがWECではオレカ一色に染まり6時間と言えど凄まじい乱闘が頻発しておりLMP2は激戦模様のクラスとなっていた、ル・マンの予選では大方の予想どおりLMP2の上位はオレカによって独占状態でありネダーランドは総合23位の予選ポジションとなった。 2017年と言えばLMP1の全てのマシンが大きなトラブルに襲われる等、近年では最も荒れたと行ってもいい24時間レースとなっており、ネダーランドはバリチェロがドライブする為、話題性こそはあったものの速さを欠いていたが、そんな混乱を乗り切り総合13位、クラス11位として完走するという健闘を見せた。 こちらは通常品としてリリースされたダラーラP217の本戦仕様、同時期に展示を始めた特注仕様のネダーランドとの違いはホイールの色くらいか。 17年モデルはスパークとしては珍しくリリースまでに1年以上かかったモデルでありマシンとしての知名度が低かったかLMP2の人気が低かったのかネットショップ等で品切れとなるのに長い時間がかかっていた。 ハイダウンフォース仕様のスマートな顔立ち、整ったボディラインなどなど完成度も高く、私の一番好きなマシンであるが故にドンドンオススメしていきたいモデルの1つではあるがヘッドライトのカバーがズレている個体がちらほらある様なので注意が必要。 #ダラーラ #1/43 #spark #ミニカー
ミニカー spark 7500円こっくり
-
Spark 1/43 ダラーラ P217 (LDF) #29
ダラーラ P217 No.29 フリッツ・バン・イヤード / ギド・バン・デル・ガルデ / ヤン・ラマース 2018年ル・マン24時間レースに参戦したレーシングチームネダーランドのダラーラP217、前年に引き続き同じマシンでのエントリーだが前年で使われなかったハイダウンフォース仕様のフロントカウルが装備されていて特徴的な顔つきとなっている。 2017年ではELMSからの遠征組としてル・マンに参戦枠をとっていたが、2018年よりELMSからWECへのフル参戦へと移行し世界戦を渡り歩くことになった、ちなみにLMP2に参戦しているマシンはこのネダーランドのダラーラP217とラルブルコンペティションのリジェ JS P217を除き他は全てオレカ07であった。 18年からはWECに参戦という事でドライバーが一人追加され、新たにF1ドライバーのギド・バン・デル・ガルデが加わり加入直後の開幕戦スパ6時間にて他チームのオレカをバッタバッタと抜き去っていく過激なオーバーテイクショーを演じ一時は独走態勢を見せてしまうほどのF1ドライバーらしい速さと強さを見せ付けた、惜しくもオルタネータートラブルにより下位に沈んでしまったがスーパーシーズンへの期待は高まった。 シーズン最初の山場となるル・マンでは予選にて3分28秒でクラス14位、総合で23位というポジションに付けており22位には同じダラーラを扱うチェティラ・ヴィロルバ・コルサが付きダラーラが2台並んだ、また前年は上位がオレカの独占であったが18年はユナイテッドオートスポーツやパニスバルテズのリジェが上位に割って入ったりと混戦模様となっていた。 決勝では夜間走行中のヤン・ラマースのスティント中にエキゾースト部分から発火し、炎上してしまうのかと思われたがピットまで戻る事ができ事無きことを得た、出火の原因はエキゾースト部分にゴミが付着し熱で燃えたのであった、そのトラブルを除けば大きな事故等は無くネダーランドのダラーラは無事に完走を遂げ、62歳という高齢ながらも過酷な耐久レースにチャレンジしたヤン・ラマースは一線を退いた。 前年のダラーラP217に比べて、ガラッと印象が変わったローダウンフォース仕様のダラーラは少し低くなり前方に大きく伸びたフロントカウルが非常に特徴的であり、当時からトレンドとなっていた空気を左右に分けて処理する船底型のフェンダーが採用され直線スピードの確保とストレートの安定性向上に貢献し、サイドポンツーンやリアセクションもデザインが変更されており、スパークモデルでもそこはしっかりと抑えられている。 #ダラーラ #1/43 #spark #ミニカー
ミニカー spark 7500円こっくり
-
Spark 1/43 ダラーラ P217 (M191) #29
ダラーラ P217 No.29 フリッツ・バン・イヤード / ギド・バン・デル・ガルデ / ニック・デ・フリーズ 2019年のル・マン、スーパーシーズンとしては2回目のル・マン24時間レースに参戦したレーシングチームネダーランドのダラーラP217、2018年仕様と同じマシンではあるが、カラーリングが過去にF1に参戦していたミナルディM191のカラーリングを落とし込んだレトロリバリーとなっている。 これまで黄色が主体だったネダーランドのチームカラーに黒が多めとなり、全体的にマットカラーとなりグッと引き締まった印象となっている、もちろんタイトルスポンサーのJUMBOのデカールもM191のカラーリングを損なわない用に配置されていて整っていて非常に渋い仕上がりとなっている。 2018年のル・マン24時間レース以降、長年フリッツ・バン・イヤード氏と組んできたヤン・ラマースがレギュラードライバーから退き、新しくFIA-F2等で大活躍するオランダ人の若手ニック・デ・フリーズがレギュラードライバーとしてラインナップされている、これによって前年と比べプラチナ、ゴールドとドライバーの布陣が整いニック・デ・フリーズの加入はチームとしての大きな戦力底上げとなった。 予選では3分27秒107の平均タイムにより総合16位、クラス8位のポジションを手に入れた、ちなみに公式予選でネダーランドがマークしたタイムは前年の記録された平均タイムより1秒近く短縮されるものとなり、チームとしての戦闘力が確実に向上している事を示していた、周りはTDSやGドライブやユナイテッドオートスポーツなどの強豪チームが肩を揃えており、上位陣からのスタートは今年度のル・マンにおける期待を集めていた。 決勝ではスタートダッシュに非常に強いギド・バン・デル・ガルデが担当し、スタートして早々に前方のマシンを次々とオーバーテイクしレースが1時間と経過する頃には3位に浮上し激しくバトルするTDSとGドライブに割って入り驚異的な追い上げとバトルを展開、「ダラーラであることはハンデだ」そんな事を日本の実況・解説陣に言われていたネダーランドですがその後も一線級の力を持つドラゴンスピード等のオレカを使用する強豪チームと互角かそれ以上のバトルを繰り広げていたが、3時間が経過し天候が晴れ始めた頃に右のリアがバースト、軽度ではあるものの損傷を負いポジションを落としてしまう事となった。 レースに復帰したネダーランドはクラス15位までポジションを落としてしまったものの順調にルーティンをこなして行きラップを重ねて行くがレースが21時間を経過した頃に高速で進入する右コーナーのアルナージュコーナーにて姿勢を乱し激しくタイヤバリアに突っ込む大クラッシュを起こしてしまい、一時はドライバーが降りる等のシーンがありあわやリタイアかと思われたが、驚くことにダラーラは自走可能でありグシャグシャに大破した痛々しいフロントパーツを引きずりながらピットを目指した。 フロントセクションは大破しフェンダーは見る影もなく吹き飛びタイヤはあさっての方向を向いてしまっていたが、それにも関わらずダラーラP217は潰れたパーツを切除する程度の応急処置によりピットへ帰還を果たしピットクルーの懸命な修復作業によって作業開始から1時間が経過する頃には元通りになっており、完走に向けて残りの2時間を走る為にレースに復帰し無事に総合26位にて完走を遂げた。 上でも紹介した通りスーパーシーズン1回目のル・マンの時に比べカラー調がマットになり、ミナルディM191を模したカラーリングの為パッと見でフォーミュラマシンのようなシルエットになっていて引き締まった雰囲気が非常に格好良い、特徴でもあるJUMBOのマークも黒の影が入りよりハイビジリティな感じとなっている。 こちらは元ネタの為かF1の1/43系をメインに集めている方でも買っている方が多く見受けられ、モデル化されたダラーラP217の中では一番人気が出ていたのではないかと思われる、スパークからのリリースが非常に速かったのも有難かった。 個人的なお話ではあるが、私がプロトタイプカーの中で最もお気に入りでもありプロトタイプカーのフロアのサムネイルに採用させて貰っている。 #ダラーラ #1/43 #spark #ミニカー
ミニカー spark 7500円こっくり
-
Spark 1/43 ダラーラ P217 (Test) #29
ダラーラ P217 No.29 ルーベンス・バリチェロ / ヤン・ラマース / フリッツ・バン・イヤード 2017年ル・マンに投入されたイタリアの名門ダラーラが供給した新規格のLMP2マシン、29号車はオランダ国籍のレーシングチームネダーランドが投入したマシン。 もともとレーシングチームネダーランドは欧州方面のヨーロピアンル・マンシリーズ(ELMS)に参戦しており、2017年に新規格のLMP2マシンのオレカ、ダラーラ、リジェ、ライリーが供給され始めるとネダーランドはダラーラP217を使用し、ELMSで戦うこととなりその遠征チームとして2017年のル・マンの参戦権を手に入れた。 タイトルスポンサーとしてフリッツ・バン・イヤード氏が経営するオランダの大手スーパーマーケットのJUMBOが付いており、社長であるフリッツ・バン・イヤード氏もジェントルマンドライバーとしてレースにチャレンジしている、またオランダ人ドライバーで固めるのがこのチームの特徴でもあったが17年のル・マンではF1ドライバーのルーベンス・バリチェロがゲストとして参加している。 本戦仕様とは違う黄色いホイールが装着されているこの29号車は公式練習にて投入されたモデルでELMSの時に使用していたボディと同色のホイールが使用されているのが特徴でこちらは通常販売品では無く、ネダーランドのチーム特注品であり謂わばオランダ限定のアイテムと言うべきか国内では入手困難・・・というのを超え不可能なモデルである。 一応、リリース当初はチーム直販でのみ購入可能だったらしいが、現在は完売となっておりe-bey等の海外サイトから輸入を狙うしか無いレアモデル、当ガレージは基本的に全て開封してガラスケースに飾るので開封用と未開封用を気合で入手した。 #ダラーラ #1/43 #spark #ミニカー
ミニカー spark 15000円こっくり
-
Spark 1/43 トヨタ TS010 #36
トヨタ TS010 No.36 ジェフ・リース / アンディ・ウォレス TS010と言えば1992・1993年とプジョーと死闘を繰り広げた名車の1台であり、本車の開発の為にトヨタはル・マン他SWCの参戦を1年見送っていた。 91年と言えばグループCの大きな変革期であり、新たな主役となるNAマシンとこれまで時代を築き上げてきたポルシェ962等のターボのマシンが混在するこれまでにないシーズンとなり、中でもNAマシンが振り分けられるカテゴリー1はジャガーXJR-14、メルセデスC291、プジョー905による三国志状態であった。 一方、TS010はトニー・サウスゲート協力の元で開発は順調に進められておりSWC92年シーズンに向けて着々と準備が進められていた、91年シーズンも最終戦を迎え地上の戦闘機達はオートポリスに続々と集まっていた。 ここでTS010にも声が掛かった、オートポリス戦でのたった16台という参戦台数の不足を補う為にテスト段階ではあるがTS010の特例によるスポット参戦が認められ、トヨタの次世代戦闘機は一足早く人目に触れることとなった、トヨタのCカーには今まで無かったNAサウンドを上げながらTS010は予選で5番グリッドを獲得、テスト参戦ながらもカテゴリー1にてしのぎを削る3メーカーの間に割って入ることに成功、決勝スタート後もトヨタは歴戦の新規格マシン達に一歩も遅れを取ることなく食らいついていた。 9周を回る所でメルセデスとドッグファイトを展開していたTS010はジェットコースターストレート手前でスピン、フロントカウルのルーバーが脱落する軽微な損傷を受けるが、緊急ピットインでフロントカウルを交換し再びレースに復帰したもののポジションは16位まで後退したがトップグループに遜色の無いタイムでラップを重ねポジションを取り戻していく。 TS010は周回遅れながらも上位マシン達に果敢にもバトルを仕掛け、ホームストレートではスリップに付いてきたメルセデスをそのまま引き離してしまう高速性能すらも見せ付けた、バトルしていたヴァンドリンガーはコーナーは遅いがストレートはクレイジーとコメントしていた、たらればにはなるがオートポリスに投入されたTS010は予選よりブレーキトラブルを抱えており決勝でも解消される事は無くそのまま出走している、上でも書いた9周でのスピンはブレーキトラブルに起因するロックが原因だったそうな。 TS010は上位陣からは周回遅れとなるものの手負いの初陣にて総合6位を獲得、貴重なデータを持ち帰り来季の本格参戦に向けて期待が寄せられた。 さて、TS010と言えばhpi-racingが沢山リリースしていたがこの91年最終戦仕様をリリースしたのはスパークだけである・・・相変わらず凄い所を突いてくる。 このTS010はテスト参戦仕様、つまりは試作機なので92年SWCに参戦していた頃とは細部が異なっておりフロントカウルのダクト、リアカウルのエアインテーク、2枚羽には変わらないが低めのリアウイングとしっかりと特徴を抑えてくれていて92年仕様と比べてみるのがとても楽しい、レジン製品のためパーツも薄くシャープな造形がマシンのカッコ良さを引き立てているのもお気に入りポイント。 全体的にバランスはhpiのが良いかなって印象もあるけどスパークの方はカッコ良さを際立たせた感じになっていてリアリティと言うかはミニカー映えする仕上がりになってる印象、現状ではあまり人気が無いのかいろんなサイトやショップでも残ってたりするのでお財布に余裕があらば是非とも手に取ってみてほしい1台。 #1/43 #spark
ミニカー spark 7500円こっくり
-
Spark 1/43 ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) #1
ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) No.1 リカルド・リエツ / フレデリック・マコウィッキ / パトリック・ピレ / ニック・タンディ 2019年ニュルブルクリンク24時間耐久に参戦したポルシェ系最強のチームとも言えるマンタイレーシングの最新型のポルシェ 911 GT3 R、911号車には"Greeno"の愛称が付けられている、マシンカラーのグリーンとイエローを合体させた名前。 前年の2018年に緑の地獄と謳われるニュルブルクリンク24時間にてマンタイレーシングは果敢なバトルを展開し終盤にメルセデスよりトップを奪取、そのまま王者に輝いた、ポルシェ陣営は2連勝をモノにするべく18年型のジェネレーション1を発展させたジェネレーション2を投入しワークスチームのマンタイレーシングを始めフリカデリやファルケン等にも供給していた。 前年、ブラックファルコンのAMGを退け優勝に輝いた912号車は今年は王者の証である1号車となり前年と同様、911号車と共に2連覇を目指しドライバーラインナップも911号車同様にワークスのエースドライバーが揃えられた、しかし911号車は予選で3位を獲得するも1号車は7位とあまり振るわず少しばかり沈んだ位置からのスタートとなった。 長いフォーメーションラップを終えシグナルがブラックアウトした瞬間、1号車は他を圧倒するかの如く好スタートを決めニュル24時間耐久では恒例の1コーナーの大混雑をコースをはみ出しながらもアグレッシブに攻略、一気にAMGとアウディを1台ずつかわしポジションを2つも跳ね上げさせ更に前に行かんと同じポルシェのフリカデリに対してもスタートの混乱を利用してテール・トゥ・ノーズに持ち込む、2周目に入った1コーナーにてこれを更にパスし前年の王者はどんどんポジションを上げていくが緑の地獄はそれを許さず、1号車はタイヤのパンクに見舞われ後退。 その後は911号車と2号車のバトルがクローズアップされ1号車はひっそりと周回を重ねていたがそのペースだけは目を見張るものがあり病み上がりながらも快走を見せる911号車とほぼ同じペースで猛烈な追い上げを見せていたが、惜しくもクラッシュにより戦線を離脱している。 モデルは毎年ニュルに参戦しているマシンに力を入れているスパークであり、リリースはジェネレーション2の中ではかなり遅い方に入る。 マシンの愛称の通り、黄色が基調の911号車に対してこちらの1号車は明るい緑を基調としていて特徴的な矢印の束は911に対して半転色となっていて実にチームカラーらしくまとめられている、911号車では気になるポイントだったホイールのカラーリングもこちらは黒となっておりよりスタート時の仕様に近いものとなっている、こちらも日本には長いこと入荷しておらず、911号車と同じく海外からの直輸入によって入手。 #1/43 #spark #ポルシェ
ミニカー spark 7500円こっくり
-
Spark 1/43 ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) #911
ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) No.911 アール・バンバー / ミカエル・クリステンセン / ケビン・エストレ / ローレンス・ヴァントール 2019年ニュルブルクリンク24時間耐久に参戦したポルシェ系最強のチームとも言えるマンタイレーシングの最新型のポルシェ 911 GT3 R、911号車には"Grello"の愛称が付けられている、マシンカラーのイエローとグリーンを合体させた名前。 前年の2018年に緑の地獄と謳われるニュルブルクリンク24時間にてマンタイレーシングは果敢なバトルを展開し終盤にメルセデスよりトップを奪取、そのまま王者に輝いた、ポルシェ陣営は2連勝をモノにするべく18年型のジェネレーション1を発展させたジェネレーション2を投入しワークスチームのマンタイレーシングを始めフリカデリやファルケン等にも供給していた。 911号車は最新のパッケージと共にポルシェの代表的なワークスドライバーが顔を揃えており、前年にも増して最高の状態でワークスチームがひしめくSP-9クラスを圧倒せんとエントリーした、予選ではフロントローをメルセデスに抑えられてしまうものの911号車が3番手に付けており、決勝が始まるとアグレッシブな走りでメルセデスを猛追、2位を奪わんと果敢に追い上げディッティンガーヘーエにてスリップストリームを使いAMGをオープニングラップで料理、更にトップで逃げるAMGの2号車にも喰らいつきこの2台はピットストップやイエローフラッグがでるタイミングなどで順位を入れ替えながらトップを争っており、スタートから7時間を経過してもその差は10秒程度という僅差でレースを争っていた。 夜間走行に入るとトップを守っていたAMGが周回遅れのGT4マシンと接触、脚回りに深刻なダメージを負ってしまい優勝戦線から脱落しこのアクシデントによって911号車がトップに立つ、その後911号車は順調に周回を重ね24時間の長丁場も終わりが見えてきたところでレースは急展開を迎えてしまう。 トップを快走していた911号車はなんと黄旗区間での違反行為があったとして5分間のピットストップを課せられてしまい、後方からひたひたと追撃していたアウディに先を行かれてしまう、ピットストップを消化しアウディ追撃の為にハードにプッシュするも届かず911号車は2位にて完走を遂げている。 しかし、2019年のニュルはここでは終わらなかった・・・なんと、2位で完走ながらも強さを見せていた911号車はレース後の車検にて設定されたBoPよりも馬力が超過していたとされ失格の裁定を受けることとなってしまった。 モデルは毎年ニュルに参戦しているマシンに力を入れているスパークであり、リリースはジェネレーション2の中ではかなり遅い方に入る。 それどころか911号車はサンプルは出てくるもののリリースが非常に遅く年末に来てようやく海外の大手ショップに並ぶというスパークにしては異例の遅さが見られていた、あるところの情報によれば日本に入ってくるのはかなり遅れるそうで当ガレージでは海外からの直輸入によって一足先に手に入れた。 こちらは見慣れてしまったが、ジェネレーション2で当初より間違えられていたリアのホイールリムはそのままで、何故か本戦では黒ホイールだったのがブロンズカラーになっていて少々違和感のあるモデルである、とはいえ明るいカラーリングを施されたボディはジェネレーション2らしいワイド感が際立っておりやはりマンタイのポルシェがすごくカッコイイなっていう感想に落ち着く。 日本でも数ヶ月以内には入荷すると思われるが、人気チームのマンタイなだけに激しい競争が予想される。 #1/43 #spark #ポルシェ
ミニカー spark 7500円こっくり