1990 9TH SPARK TYRRELL 019 J.ALESI

0

ハイノーズの元祖
TYRRELL 019 ジャン アレジ

F1におけるハイノーズのアイディアは
E・ニューウェイ 〖マーチ881〗
J・バーナード 〖フェラーリ640〗
でも外見では見えない形で試されてきた

ジャン=クロード・ミジョーが
1990年R3サンマリノGPより登場させた
ティレル019は大胆なハイノーズの
デザインで一瞬にして周囲を驚かせた

この形状はおよそ3つの名称がある
【ドルフィンノーズ】
019の形状と色がイルカの頭部に似ている
【コルセアウイング】
F4U戦闘機の逆ガルウイングに類似
【アンヘドラルウイング】
アンヘラルド=下反角の形状によるもの

ジャン・アレジはこの019導入の
R3サンマリノGP 予選7位→決勝6位
R4モナコGP 予選3位→決勝2位 と
いきなりの速さと見せた
その後はポイントは獲得はならずも
強烈なインパクトを残す1台となった

ハイノーズの主流はベネトン191で導入された
2点式の吊り下げ型ウイングに変わったが
ハイノーズの元祖ともいえるべき技術で
現在でもコンセプトは継承されている

Default