BMW M1 KRANKENBERG/GALL/BECKER・ADAC 1000km 1986

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M1はBMWが当時ポルシェ934や935の独壇場だった
グループ4及びグループ5に制覇するために開発したスーパーカーです。
しかしオイルショックや当初共同開発するために手を組んだ
ランボルギーニとのコンビネーションも上手くいかず
グループ4に出るための「24ヶ月以内に400台以上の生産」が
クリアできる目処がなかなか立たず
1978年に生産が始められたものの生産は遅々として進まず
レースに出ないまま終わるのではないかと危惧した
BMWは「プロカー・レース」というM1のワンメイクレースを
F1のサポートレースとして始めました。
それでも何とか1980年末には400台の生産をクリアし
「24ヶ月以内」という縛りは免除してもらい晴れてグループ4参戦可能となりました
しかし!今度はグループ4という規定自体が変更となり(グループCに変更)
M1のレース活動は非常に短命で終わってしまったのです。

で、このミニチャンプ製のミニカーは
BMWのチューニングメーカーとしても
有名なMKモータースポーツが手掛けたM1です。
詳しい資料がないのですがおそらくニュルブルクリンク1000kmに
出場した車両ではないかと思われます。
(調べてもドイツ語サイトしか見当たらず訳が分かりません(苦笑))

私としては開閉ギミックがあるM1で
質感の高いミニチャンプス製で
ケンウッドのデカールがカッコ良い!なんて理由で購入したものです(笑)

ノーマルの公道仕様のM1は277馬力ですが
グループ4仕様は470馬力、
ターボを装備したグループ5仕様は850馬力とも言われています

ミニカーでもグループ4仕様ならではのオーバーフェンダーや
巨大なリアウィングもセットされ
非常に眺めていて楽しいモデルになっています。

使われた

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