FERRARI F40 1987 1/18 Brago

先に実車の話からすると…

1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作した
ミッドシップ２シーターの生粋のスポーツカー
公称最高速度は324km/h
発売当時は世界最速の市販車だった。
新車価格は当時の日本のディーラー価格で4650万円。

バブル期のフェラーリと言えばテスタロッサとこのＦ４０ですよね。
でもＦ４０はあくまで限定車だったので
発表当時、各国の正規ディーラーにオーダーが殺到する事態となり
日本では当時バブル経済のまっただ中にあったためプレミアが付き
一時は2億5,000万円で取引されたこともあったのだそうです。

当初発表された生産台数は350台ないし400台だったでそうですが
フェラーリは殺到するオーダー数に鑑み、
急遽F40を増産することで対応。結局1992年の生産終了までに1,311台が生産されたそうです。
それでも世界で1311台、今もたまにオークション等に出ると
とんでもない価格で取引されているようです。

で、そんなＦ４０を再現したブラーゴ製のミニカーです。
Ｆ４０といえば京商製が比較的出来が良いとして有名ですが
中古で手に入れようとするとちょっとこれまた法外にお高いのです。
京商製に比べると細かい部分の再現度は低いブラーゴ製ですが
この個体は前オーナーによって再塗装等のディティールアップも行わており
お手軽価格だった割には満足度は非常に高いです。
元々開閉ギミックは充実しているので
非常に見応えのある１台だと思います。

実車もほとんど赤ばかりだそうですが
少数ながら黄色も存在するのだそうです。
どちらにしろ実車にお目にかかることはまずないでしょうねぇ…
ミニカーの世界では黄色も京商から発売されています。