浜田省吾「ON THE ROAD」

浜省さん初のライヴアルバム！
以前、ここで「PROMISED LAND 〜約束の地」を
紹介したときに
初めて聴いた浜省さんの曲は
たまたまFMでエアチェックした
「ON THE ROAD」で
めちゃくちゃ衝撃を受けた…と書きましたが
それがこのライヴアルバム「ON THE ROAD」に収録される
唯一の新曲で唯一のスタジオ録音となる曲なのです。
当初、浜省さん本人は
「ライブ・アルバムなんだから
新曲は必要ないんじゃないか」と話したが
ディレクターの須藤晃が「どうしても必要だ」ということで制作されたそうです。
シングル盤として本作と同日発売されました。

で、このアルバム自体は本編としての
ライヴフルアルバム１枚と
アンコール的な12インチシングル
（大きさは同じ30cmだが45回転が収録時間が短い）
の２枚組となっています。

私に強烈なインパクトを与えた
曲としての「ON THE ROAD」は
12インチ盤のB面２曲目
要は一番最後に収録されています。

ライヴ盤本編は今更、私が説明することなんてなく
初期の浜省さんの宝石のような絶品が
ちりばめられています。
収録場所は初の日本武道館公演と広島郵便貯金ホールとなっています。
ゆうちょ！懐かしい！！！！
昔、色んなアーティストのコンサートに何度行ったことか…
噂によるとこのアルバムの収録はほとんどが
広島郵便貯金ホールのものらしいです。
武道館公演はさすがにテンション上がったのか
テンポが速すぎるということで敬遠されたと言われています。
いやでもさすが広島・呉出身者、ちょっとしたことだけど
同郷のものとしては思い入れないわけがありません。

これを書くためにもう一度最初から聴きなおしてみましたが
いや、ほんとどれも名曲ばかりです。
浜省信者があまりにも周りに増えすぎたので
次第に聴かなくなったのですが
今改めて聴いてもめちゃくちゃカッコいいですね…
「終りなき疾走」とか「東京」とか
「愛の世代の前に」あたりはマジでシビれます。
いや、でも「刷り込み効果」で
やっぱり「ON THE ROAD」が
一番何もかも真っ白になれます（笑

1982年2月25日リリース