ミュシャ展

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2017年、国立新美術館。
ミュシャが母国チェコに帰国してから十数年の年月を費やして制作に取り掛かった「スラブ叙事詩」全20作が初めてチェコ以外で揃って公開されるという事で、話題にはなっていたようだが、その人気を裏付ける混雑だ。スラブ民族の繁栄と受難の歴史を一辺数m以上はある巨大な画面に細かなタッチで描き、その存在感は半端ではなく一種の風圧のような威圧感を受けた。

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