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Le Symbolisme
1982年刊行。オリジナルは1977年にハードカバーで出版された物のソフトカバー版。 19世紀末にヨーロッパ全土で流行した象徴派絵画について、イギリスのラファエル前派などとの関係性と共に詳細な解説がされている、ようだ。図版は綺麗だが、テキストがフランス語なので読めない… それでも買った当時は1980年代半ば。まだ象徴派絵画の画集は少なかった時期で、眺めているだけで嬉しかった。 #画集
Various 画集 Le Symbolisme 書籍ただくん
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Desertshore / Nico
1970年リリースの3rdアルバム。 全曲彼女の作で、ジョン・ケイルはアレンジ、ミックス、プロデュース全てを行なっている。 サウンドは前作の延長上にあり、当時のインタビューではこのアルバムが最も好きだと言っていた。そして、自分の曲は映画のような物であり、それぞれの曲には特定の映像が浮かび上がるとも述べている。 Afraid https://youtu.be/eTwoaB2EOxc?si=QPD0oaJYDjH58O3X #音楽CD
Nico Rock / Avant-garde Desertshore 紙ジャケCD EU盤ただくん
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marble index / nico
1968年リリースの2ndアルバム。 このアルバムから彼女の代名詞的存在であるハルモニウムを使用し始める。全曲nicoの作でアレンジはジョン・ケイル。前作とは打って変わってダークで妖しい雰囲気に満ちた作品。 付属のブックレットで見られる若き日の彼女は本当に美しい。 Evening of light https://youtu.be/sLTwA4oCR6Q?si=KSBA4pdSuyhhWdYa #音楽CD
Nico Rock / Avant-garde marble index 紙ジャケCD EU盤ただくん
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チェルシー・ガール / ニコ
1968年リリース。 ヨーロッパでモデルや映画のチョイ役出演等をしていた後にニューヨークへ流れつき、アンディ・ウォーホールのファクトリーに出入りするようになったのが縁で、あの伝説のヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1stアルバムに参加。しかしこれは彼女自身が望んだことではなく、アルバム発表直後に脱退。ソロとしてのキャリアが始まる。 レコーディングにはルー・リードとジョン・ケイルが参加。若き日のジャクソン・ブラウンやボブ・ディランが曲を書き下ろすなどフォークソングにケイルのストリングスが絡むサウンドは意外と名盤かも知れない。 Somewhere there’s a feather https://youtu.be/caZLP6J-N7g?si=nk2tTUB1j79091ed #音楽CD
Nico Pops/Folk Chelsea Girl 紙ジャケCD 日本盤ただくん
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Conversations at Dawn / Cassell Webb
1990年リリース。 今作も半分以上がカバー曲で、M.Jagger-K.Richards やB.Springsteen の作品もある。 前作あたりからサウンドもトンがったものが少なくなり、ヴォーカルも優しさが感じられる。 A song for Sophie Jane https://youtu.be/j864-Pupbb0?si=m_lMQ4mO9QBEyA9q #音楽CD
Cassell Webb Pops/Rock Conversations at Dawn CD 西ドイツ盤ただくん
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Songs of a Stranger / Cassell Webb
1989年リリース。 タイトル通り、他のソングライターによる曲のカバー集。意外な選曲もあり、ヴォーカリストとしての幅が広がったか? P.F.Sloan https://youtu.be/Y8cBEZG0S7Q?si=T1H0S5XPvovmW68G #音楽CD
Cassell Webb Pops/Rock Songs of a Stranger CD 西ドイツ盤ただくん
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The Thief of Sadness / Cassell Webb
1987年リリース。 Wheel of Fortune https://youtu.be/2mw7WuvDeqI?si=tsgRrP0Wh4Ac0qcA #音楽CD
Cassell Webb Pops/Rock The Thief of Sadness CD 日本盤ただくん
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Cassell Webb / Llano
オリジナルは1986年に発表され、後にヴァージン傘下のVenture レーベルから1988年に再リリースされた。 Cassell Webb はアメリカ生まれのアメリカ人だが、1980年代にイギリスに渡り活動を続けている。渡英前にソングライターでプロデューサーでもあるCraig Leon と知り合い、以後は彼との共作アルバムを数枚残している。 エレクトロニクスを用いたやや硬質なサウンドに1970年代のフォークテイストを残したヴォーカルが不思議な雰囲気を醸し出している。 Llano https://youtu.be/WhN6PEptv4o?si=IjD9q_ajfWkT-3L2 #音楽CD
Cassell Webb Pops/Rock Llano CD 西ドイツ盤ただくん
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ミラージュ・アンド・リアリティ / メイ・マッケンナ
1990年リリース。 前作の好評価を得て続けてリリースされた。前作よりも更にケルティック感が増したサウンドが心地良い。 Laoidh Chaluim Chille(St. Columbia’s Hymn) https://youtu.be/cC1_cehbXWQ?si=5VNnF-8POwhL35bu #音楽CD
Mae McKenna Pops Mirage & Reality CD 日本盤ただくん
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ナイトフォーラーズ / メイ・マッケンナ
1988年にリリースされた3枚目のソロアルバム。 1970年代にはバンド活動をしていたがアルバム1枚で解散してしまう。しばらく他のアーティストのバックヴォーカルをしていたが、このアルバムで久々のソロ活動を再開。 当時流行していたニューエイジ風のサウンドにルーツであるスコットランドやアイルランドのテイストを加えた好作品。 Visions of time to come https://youtu.be/dKLp0CoyKKc?si=6ztgKJjfCTqyjP-x #音楽CD
Mae McKenna Pops Nightfallers CD 日本盤ただくん
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ベル・エポック-美しき時代
2025年 岡山県立美術館 ベル・エポックは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、主にパリにおいて文化や芸術などが華開いた豪華絢爛な時代を指す。18世紀中頃から始まった産業革命による工業技術の進歩や消費文化の発展等によって一般市民の生活が豊かになり、日常を愉しむ余裕が生じた時代でもあった。 同展では、以下のセクションで構成。 1.古き良き時代のパリ 2.総合芸術が開花するパリ 3.華麗なるエンターテイメント 4.女性たちが活躍する時代へ アールヌーボー様式の曲線は女性のファッションにも取り入れられた。幾つかのドレスが展示されていたが、女性のシルエットはコルセットで無理やりにS字型に曲げられており、華麗な装飾とともに当時の著名なデザイナーらは競ってこれらを取り入れた新しいモードを創作していた。そしてこの時代の一つの頂点として開催された1900年パリ万博において「モード」部門が新設されたのを機にパリではオートクチュールが大変な人気を呼んで多くの針子の女性が働くこととなったが、彼女らの仕事着としてのシンプルなブラウスとスカートがその後の20世紀の主流となっていったようだ。 そしてこの時代のもう一つの特徴として、シャンゼリゼやモンパルナスを中心として劇場やカフェ、ナイトクラブ、キャバレー、ダンスホールなどが全盛期を迎えた。そこでは上流の紳士や貧しい若いアーティストたちが夜毎に集まっていた。ルネサンス座のサラ・ベルナールのように各劇場にはお抱えの女優、歌手がおり、個性を発揮するとともに芸を磨いていた。そして芸人と客との間に交流が生まれ、中には複雑な関係も多くあったと伝えられているが、そうすることで芸が磨かれていったと言われている。そしてパリの街中にはムーラン・ルージュやシャ・ノワールのようなそれらの店を宣伝するポスター広告が溢れ、ミュシャやロートレックを始め幾多のポスター画家が登場し、伝統的な油彩とは全く異なったポップアートの先駆けとも呼べるジャンルが確立されたと言えるだろう。これも1890年頃に開発された色彩リトグラフに代表される石版印刷の技術開発に依る大量生産が可能となったところが大きく、ジャポニズムの影響も無視できない。 アールヌーボー運動では、ガラス工芸の分野において後にナンシー派と呼ばれるエミール・ガレやドーム兄弟などの活躍も見逃せない。多くの職人やデザイナーを雇ったためにそれがやがて日常に用いる工業製品にまで芸術性を求めるようになり、新しい装飾芸術を生み出そうと机や椅子といった日常生活に用いる家具にまで発展することとなった。 今回の展覧会ではワイズマン&マイケル・コレクションが母体となっているので、日本で人気のミュシャの作品が少なくてやや消化不良気味ではあるが、逆に他のアーティスト作品が多く観られたので、それはそれで意味のある展覧会だったと感じた。 #美術館パンフレット
Various 展覧会図録 ベル・エポック-美しき時代 パリに集まった芸術家たち 2025年ただくん
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Supernormal the Australian concert 2014 / Tangerine Dream
3枚組CDで、最初の2枚は2014年11月、オーストリア・メルボルンでのライヴレコーディング。残る最後の1枚は同じメルボルンでのSorcererコンサートのライヴレコーディング。 Froese-Queschning-Schnauss- Yamane ラインナップでの初ライヴ。 Organ intro ~ricochet https://youtu.be/Z4p-qtkDad8?si=wxeAZ0rcuaBOcuAi #音楽CD
Tangerine Dream German electronics supernormal the australian concert 2014 3枚組CD EU盤ただくん
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ラヴィング&フリー / キキ・ディー
1973年、エルトン・ジョンが新設したロケット・レコードからのリリース。彼女にとっては3枚目のアルバム。 Loving & Free https://youtu.be/FuN6H9dSOX8?si=ZnFuvFaBiBSvG7pg #音楽CD
Kiki Dee Pops Loving & Free CD 日本盤ただくん
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Nosferatu(サイン入り) 山本タカト画集
2018年刊行。 山本タカトによる吸血鬼。 怪奇とエロスと耽美と一抹の儚さと、全てが一体となった暗黒の世界。彼でなければ表現できない雰囲気が観る者に襲いかかる。 萩尾望都の短いエッセイも収録された豪華な内容。 #画集
山本タカト 画集 Nosferatu ノスフェラトゥ 書籍ただくん
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ヘルマフロディトゥスの肋骨(サイン入り) 山本タカト画集
2023年刊行。 妖しい画風が更にブラッシュアップされた、幽玄な絵画集。 #画集
山本タカト 画集 ヘルマフロディトゥスの肋骨 書籍ただくん
