第四次発行 50銭 橙色:目打について / 4th Issue, 50 Sen orange : perforations

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第四次発行50銭印紙の目打は基本的にperf.11で、これにPerf. 10とPerf.13、そして何種類かの複合目打が存在するようである。

私の収集品には第四次発行50銭そのものがごく少ないため、目打のヴァリエーションを紹介する段階には至っていない。このため、ここではPerf. 11の単片を紹介するに留めておきたい。

このPerf. 11の単片の興味深いところは、横目打は通常のPerf. 11の目打孔であるのに対し、縦目打はピッチ11ではあるが目打孔がどう見ても横目打よりも小さく、いわゆるPerf. 11sのような印象を受けることである。同じ目打器で打ったとは思えないほどの違いがあると思っている。

実はピッチ11で目打孔がごく小さいPerf. 11sとおぼしきものは、第四次発行5銭茶印紙で確認しており、小判切手における使用時期と洋紙手彫証券印紙の発行時期を勘案すると存在しても不思議ではないように考えている。マテリアルを追加して、より深く検討するべき事項の一つであろう。

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