SB 紙模型 6: Delahaye 1896

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「往年の名車たち」Shell Berre シリーズから

no.6 / Delahaye 1896

昔に作られた模型のひとつで、相当壊れていました。原本についていたイラストだけ、偶然にも最近、他の原本のおまけとしてやって来たので♡参考になります。どうもタイヤの上の泥除けの部分が、左右逆に(つまり前後逆に)糊付けされたようです。壊れていたハンドルの向きも分かり、ヘッドランプが無くなっているのも確認。

まずは泥除けを直して、ネットで見つけた原本スキャンから、失われた部品を足してみようと思います。やっぱり車にはヘッドランプがないと、「顔」がなくて淋しいので。ぱっちりお目々な当時の写真が、画像6枚目です。



原本にある解説をざっくり訳すと、こんな感じです。

『ドライエ 1896年/メーカーとして、また発明家として、エミール・ドライエは自動車の歴史にその名を刻んだ。この輝かしいパイオニアのおかげで、トゥールの工房で初めて「工業的」に製造された自動車は、1895年には早くも新しい機械加工法によって、その後の自動車の世界的な発展に大きく貢献することになる「組立ライン」の先駆けとなった。
 当時「非常に世紀末」と評されたこのコンセプトは、品質を向上させ価格を引き下げただけでなく、ドライエの真剣さが、貴族の顧客から好意を持たれた。
 この1896年製の車は、今日の車の多くと同じく、6馬力のリアエンジンを搭載していた。大幅な技術的改良により、円管製のシャーシはとうとう軽さと強度の両立を可能にした。
 エミール・ドライエが自動車産業の第一人者になる前に、トゥールでレンガを作るための機械を製造していたことは特記するに値する。彼の活動は、次の言葉にも表されるような運命に沿っていた。
「建設を手伝うことは、人間の最も美しい使命である。」』

さすが、フランスの子供たちに車の歴史を見せようとしていたこの DIYキットは、自国が自動車産業に残した貢献を、賞賛しながら教えてくれますね。



#papercraft #ペーパークラフト #frenchcar #フランス車 #paperminicar #紙のミニカー #delahaye #ドライエ #shellberre

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    tomonakaazu

    2024/03/13 - 編集済み

    スキャンは、ここに。
    あれ、2バージョンあったのか?イラストの向きが、手持ちのものと逆です。

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      fanta

      2024/03/13 - 編集済み

      とても優雅な馬車…
      の座席カーブというか、フォルムなのを感じます♪

      馬力という用語といい、
      (馬力って言葉好きなんですが😁)車の原点はここにあるんでしょうね~。

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      tomonakaazu

      2024/03/13

      馬力という言葉、、、分かります♡

      馬が引っ張っていたのを、餌をやらないでも済むもっと強い動力に変えた結果が自動車、というのは間違いないですねー。客席のまわりとか、木で作れるところはしばらく、馬車を作っていた木工師が作っていたようですし。

      エンジンになる前に、蒸気機関をくっつけた、という歴史もあるみたいで。この絵の一番最初のがそれです。。

      そうそう、電気自動車も!(次に載せます!)

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      fanta

      2024/03/14

      うわ、かわいいイラストだワ~😆

      古い順から追ってるんですね。
      最初はやはり自分たちの知ってるモノから発想を…試行錯誤し、
      っていう変遷の歴史は興味深いです。

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    とーちゃん

    2024/03/14

    > 画像6枚目

     まさに、´馬無し馬車´ ですね。

     ほのぼのとした イラストの、
    二輪車の歴史も、良いです。

     モーターサイクル = アイアンホース ?

     ^o^

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    真適当工作

    2024/03/15

    こういう旧車のレストアも楽しいですね❗

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