1964 China 龍のいる切手 02

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それぞれの青銅器の用途はなんとなく想像できるのですが、この一枚目はちょっと謎でしたが、ウィキ記事(日本語)を見つけました。

后母戊鼎(こうぼぼてい)
http://tinyurl.com/2rke824z

この↑記事の英語訳に、一本足のドラゴン「Kuilong - 日本読みでは夔(き)」が描かれている、とあったのです♡2枚目の拡大した画像で、一番大きな面になる正面の、左右の縦フチにいるのがその一本足ドラゴンかも?と思うのですが、いまいち、謎です。

この青銅器のシリーズ切手を知ったのは、fanta館長の掲載でした。
https://muuseo.com/collectoiz/items/474?theme_id=15997

fanta館長の詳細な説明によると、青銅器を作っていたのは奴隷だったとのこと。こんな技術の高い精緻な仕事を任された奴隷の暮らしって、、?ちょっとわたしの想像を超えています。

発行国:中国
発行時期:25 August 1964
切手タイトル:殷代の青銅器
図案:20f:后母戊鼎
   8f:斝
   10f:四羊尊

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青銅器にハマる
2月の青銅器展を見て以来、 中国青銅器に興味を持ってしまい… 切手でも出てることを発見→確保っw👌 60年代なので、それなり昔のですね。 この辺りの中国切手は高額で、、使用済だと何とかなる?という感じ💧 これらは紀元前1000年以上前の、最古の王朝・殷の時代モノ。 思えば、 紀元前に2000年近くの歴史持ってる中国ってばヽ( ゚д゚)ノ で、中国四千年~なんて言う…その1/4強が、この青銅器時代なんですな。 殷と、次の周時代でそれぞれ500年~600年あるそうで、なんともスケールがスゴ~😵 さて、これら工芸品は 当時の実用品であったわけですが、作ったのは奴隷たち。 そこでいう奴隷とは、 どんなイメージで想像したらいいかわからないものの。イヤイヤ作らされてこれほどの出来になるものなのか…。 あるいは、 殉死などで生き埋めにされないために腕を磨いた結果なのか?考えるとこではありますが。 私的に目引くのは、 ヒツジを角っこに配した壺(5枚目)。 この凝ったデザイン。 柄や模様、足元に至る造形といい。。。 これを無機質な青銅で作る技量と、デザイン感覚に感動しちゃいます。 https://muuseo.com/collectoiz/diaries/37
https://muuseo.com/collectoiz/items/474

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    fanta

    2024/01/21 - 編集済み

    うわ~tomoさん👏
    言及して下さって、ありがとうございます😆
    共に青銅器について語れることを嬉しく思いまする~🙇‍♀️♫

    后母戊鼎は、かつて“司母戊鼎”と呼ばれていたようで…最大の青銅器だそう。
    この鼎って、三本足のを多く見かけ、今回のような四本足(方鼎と言うそう)はおそらく数的には少ないようです。

    で、、発掘されたのは殷墟(いんきょ)という…
    古代殷王朝の都があったところだと。
    王墓の姿は↓写真のような感じ。
    周囲からは殉葬者のおびただしい人骨が😱その多くが奴隷たち。。。

    この青銅器がうやうやしく置かれた場所は、
    現代から見ると戦慄の場…とも想像され、ますます青銅器が感慨深く見えてますワ。

    と…センセーショナルな写真をすみません💦

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      tomonakaazu

      2024/01/21

      すばらしい、fantaさん♡
      こんな王墓からの発掘だったのですね、、、。
      史上最大の青銅器、というのは読んでいたのですが、こんな大規模なお墓の中からだったとは、想像していませんでした。

      いや〜〜、中国4000年は深いですね。。。

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      fanta

      2024/01/22

      日常では使わず、埋葬用にだけ…
      って文物もありますけど、
      青銅器は生前でも使われ、死後も共にあり、、という存在ですもんね~。

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      fanta

      2024/02/06

      ちなみに4枚目の実物はコチラかと↓
      国外には出さないようです。お宝中のお宝か…でも素晴らしい~😍

      またこんな面白いリンクを見つけました。
      文化財もお菓子やグッズになれば、さらに可能性が広がりそうですね~。
      http://j.people.com.cn/n3/2019/0830/c206603-9610706-2.html

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      tomonakaazu

      2024/02/08

      fantaさん、素晴らしい!!
      4枚目画像の実物写真は、とても見応えがありますねー。羊たちの、のど下の装飾などは、ほんとうに精緻で、これを作るのにどれくらい時間がかかったんだろう??と思います。きっと奴隷たちも、創造の喜びのようなものを感じていたに違いない。。

      そしてチョコレート!!
      そうですよね、持ち出せないお宝だけど、3Dスキャンはできるわけで(笑。
      口の中で溶けるとき、あぁ、お宝♡となるのかどうか。チョコの品質もかなり重要かと。

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