1968 Fiji 鉱物/トラス構造の切手

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金鉱石が左上に。鉱物の採掘場にそびえる塔は、軽量のトラス構造で建てられることが多いです。きっとそれは、資源が採り尽くされたら次の敷地に移動する、という期間の短さ+移動の簡単さによるものと思われます。

「1968 Fiji オウムガイの切手」で紹介したシリーズの続きで、太平洋の豊かな自然を紹介しつつ、フィジーでの金鉱山も描いているのが興味深いです。
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/613?ref=create&tweet_now=on

1970年に独立するまではイギリスの植民地だった歴史を思うと、このタワーはイギリスの資金で建てられて、金もイギリスの資源として売られたのだろうなぁ、と想像します。2枚目からはフィジーの自然。画像4の欄の一種などは、アジアとの近さや人の交流を思わせます。

発行国:フィジー
発行時期:15 July 1968
図案:Local Motives and Queen Elizabeth II
 40c: Native Gold, Mining Industry
 1c: Passion Fruits flower
 15c: Sun Birds
 50c: Orchids, Arundina Bambusifolia

制作者:design & engrave: W. O. Cernohorsky

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1968 Fiji オウムガイの切手
オウムガイが絶滅しなかった理由は「1963 New Hebrides オウムガイの切手」でアップしましたが、100-600メートルぐらいの海底に棲むのも理由の一つだったかも、と言われているようです。 https://muuseo.com/tomonakaazu/items/605?theme_id=48541 海底で育ち、死んだのちに殻だけが砂浜に上がるというのも神秘的ですね。 フィジー共和国はオーストラリアの東に浮かぶ諸島国ですが、この切手が発行された時はイギリスの植民地でした。このシリーズは太平洋の独特な野生動物を描き、たとえば画像3と5の蛾はフィジー独特の種類のようです。子供が松明を持っているのは、それで誘導して蛾を捕まえたのでしょうか。最後の一枚はタカラガイ科の巻貝で、wiki記事に載っている写真は卵の黄身のようです。 https://en.wikipedia.org/wiki/Callistocypraea_aurantium 発行国:フィジー 発行時期:15 July 1968 図案:Local Motives and Queen Elizabeth II  2c: Nautilus pompilius  3c: Reef Heron  4c: Hawk Moth, Psilogramma jordana  5c: Reef Fish, Heniochus  9c: Tiger Moth, Asota Woodfordi  19c: Black Marlin  30c: Golden Cowrie shell, Cypraea aurantium 制作者:design & engrave: W. O. Cernohorsky #切手 #頭足類の切手 #フィジーの切手 #フィジー #オウムガイ #頭足類 #海洋生物 #stamp #cephalopodonstamp #cephalopod #postagestampfiji #fiji #nautilus #marinelife
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/613

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