戦艦日向

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戦艦日向(ひゅうが)は、三菱長崎造船所で初めて建造された戦艦でその起工は大正4年5月6日、進水は大正6年1月27日、竣工は大正7年4月30日です。新造時の要目は伊勢と同じで基準排水量29,900トン、23ノット、36センチ砲12門、8センチ高角砲4門でしたが昭和9年10月24日から11年9月7日にかけて呉工廠で近代化大改装を行い、性能、外容とも一新しました。日向は、長門級竣工までまでの大正時代の約2年間は最新鋭戦艦として連合艦隊旗艦、お召し艦などに使用される光栄をにないました。太平洋戦争においては、ミッドウェー海戦に参加、その後航空戦艦に改装されました。昭和19年のレイテ湾海戦では、空母艦体に属し出撃、搭載機を持たぬ囮艦隊として使用されました。エンガノ沖海戦においては敵空母機の集中攻撃を受けましたが、これを切り抜けて生還しました。エンガノ沖海戦後、日向は呉にありましたが米英空母機動部隊の呉空襲において米空母タイコンデロガ搭載機の攻撃による11発の命中弾を受けて大破着底しました。終戦後引き上げられて解体され、その生涯を閉じました。

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