日本で4番目の地下鉄

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丸ノ内線で最初の開業区間は池袋-御茶ノ水間で、開通は昭和29年1月20日。
これはそのときの記念乗車券。

開業にあたって赤い300形の3両編成10本が導入され、朝夕ラッシュ時3分30秒間隔、昼間4分間隔で運転されたそうです。
記念乗車券に描かれているのはこの300形。
サインウェーブまでは描かれていません。
このときの車両でトップナンバーの301は地下鉄博物館で静態展示中で中も見られます。

もともと丸ノ内線は1期工事では池袋から神田までを予定していたものの、御茶ノ水-神田間の道路の狭さから設計段階で諦め、御茶ノ水までとなったとのこと。

開業時の運賃は15円均一。

営団として初の、日本の戦後でも初の地下鉄開業となりましたが、日本全体では4番目に開業した地下鉄というのが意外なところ。
実は戦時中の昭和17年(5月10日)に3号線(現在の大トロ四つ橋線)大国町-花園町の1区間が本邦3番目の路線として単線開業していたのでした。(1番目:銀座線、2番目:御堂筋線)

※逓信省地下鉄道や宮城電鉄仙台、京阪京都など戦前の鉄道地下区間は地下鉄の概念に含めず

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