江戸後期 野弁当 下がり藤家紋入り

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小形の下り藤の家紋入りの野弁当です。残念ながら入手したときから重箱の一段がありません。金箔の上に松葉、稗、菜種を使った変り塗で、遠目では一定の模様が見えますが、実際は拡大画像でも分かる通り複雑です。江戸時代の作であるのは間違いないと思われます。
大変持ちやすい野弁当になっていますが、傷みも多くどのように修復するか検討中です。

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