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東武100系電車“スペーシア”
1720系電車の後継車両であり、浅草と日光・鬼怒川地区とを結ぶ特急列車用として、1990(平成2)年に登場した。「Fast & Pleasure」のコンセプトの下に設計され、走行性能面では最高速度の向上と加速力の強化という見地からVVVFインバータ制御を採用しており、これは日本の特急用車両としては初めてのことである。
車体については、軽量化等の観点からアルミニウム合金製とし、先頭部は流線形として未来派志向をアピールする形状とした。塗色は白(ジャスミンホワイト)を基調にオレンジ(サニーコーラルオレンジ)と赤(パープルルビーレッド)の帯を配して、未来派志向に相応しい明るさを打ち出しながらも側窓周りに黒を配することで落ち着きある配色となった。
室内も「ゆとりあるぜいたくな空間の提供」を旨に、居住性の向上には特段の意が払われ、銀座東武ホテルの客室改装にも携わったインテリア・コーディネーターの手による内装カラーリングは、同ホテルの客室にも通じる高級感溢れる雰囲気となった他、グループ旅行者のニーズに応えるものとして6号車はコンパートメント専用車両とされ、4人用コンパートメントが6室設置されている。また、3号車にはビュッフェやサービスカウンター等のサービス設備が設けられた。
2006(平成18)年にはJR東日本との特急列車相互直通運転開始に伴い、一部の編成に直通運転対応改造を実施。また、2011(平成23)年からは室内のリニューアル工事と共に車体外部の塗色変更も実施され、異なる3パターンの車体色が登場。2015(平成27)年には更に“日光詣カラー”とも称される金色を基調とした塗色の車両も登場し、見た目のバリエーションが豊富な特急車両として注目を集めている。
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tomica-loco
2022/05/06 - 編集済みスペーシア
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tomica-loco
2022/05/06スペーシア
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Shijo Electric Railway(四条電気鉄道)
2022/05/06 - 編集済み実車の画像をありがとうございます。
登場当時を知るファンにとっては、先代の特急電車である「デラックスロマンスカー(DRC)」とは打って変わった流麗なスタイルと、VVVFインバータ制御や乗降口のプラグドア、高級感溢れる個室席といった新機軸の導入には大いに驚かされたことと思います。
最新の特急電車である「リバティ」は少々異なるコンセプトの車両であったことから、「スペーシア」は引き続き東武の顔として存在感を発揮してきましたが、先頃、本格的な後継車両と言える新型特急電車の投入が告知されましたね。遠からずその姿を消す日が来ると知りますと、「もっと見て、乗っておきたい」という焦燥感に駆られるのと同時に、時の流れを実感致します。
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tomica-loco
2022/05/06350形も2ヵ月前に廃止になってしまいましたね!
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tomica-loco
2022/05/06特急きぬ&リバティ
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Shijo Electric Railway(四条電気鉄道)
2022/05/06ある者は団体専用車両に活路を見出だしてその姿を保ち、またある者は白地に青帯の出立ちとなって群馬県内のローカル輸送に転職。
そうかと思えば相応の改造を受けて日光線へと転じ、ついには「りょうもう」時代に叶えられなかった特急列車への昇格を果たす・・・。“ペコちゃん”こと1800系電車も「りょうもう」撤退後は車両によってバラエティーに富んだ道を歩みましたね。
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