京阪1000系電車

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電車線電圧の昇圧に向けた工事の一環で、700系電車の代替車両として1977(昭和52)年に登場した。代替元の700系は、戦前製の60形電車“びわこ号”や1000形電車グループより流用した主要機器類と新規製作の車体を組み合わせて1967(昭和42)年に登場していた電車である。1000系の新製にあたっては、この経年の浅い700系の車体構体と5000系電車に採用した物を基本とした機器類を組み合わせ、併せて冷房化や行先表示装置の新設といった接客設備のレベルアップも行っている。
1990(平成2)年から実施された改修工事では、制御・制動装置を経済性の高い方式に改めた他、車体については客室内のリフレッシュは勿論のこと、先頭車両については乗務員室内の環境改善のために車体構体を延長したことから、前面が貫通扉の非常扉化や灯具類の変更等を施されて近代的な“顔付き”に変化している。

#京阪電気鉄道
#京阪1000系

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    kinggidoko

    2018/10/19

    学生のころまで京阪電車沿線に住んでいました。なつかしいなぁ。

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    • コメントありがとうございます。
      京阪電車は特急から普通までキビキビとした走りっぷりを見せますし、大阪方の複々線区間ではダイナミックな運転の様子を堪能出来ますね。

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      kinggidoko

      2018/10/19

      そういやあ、京阪電車って高架や複線化がけっこう進んでいたように思います。で、キビキビした走りができるのですね。

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    • 都市部の高架化や複々線化、そして全線の複線化も京阪電車は早かったですね。線路設備上のいろいろな制約を少なくしているというのは、スムーズな運転に大きく寄与していると思います。

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