献杯
大好きな『名探偵ホームズ』のスマイリー役だった千田光男さんの訃報を聞いて、流石に吐き出さないと辛いなぁと思っていたところに、今度はレストレード警部役だった飯塚昭三さんの訃報まで入ってきて…、正直、かなり参ってしまいました。 『モリアーティ教授の犯罪学講座』LP盤 https://muuseo.com/qqtys/items/91 qqtys 千田光男さんは洋画劇場のエンドロールで名前を見ない日は無いというくらい、数々の吹き替え作品に出演されていた名バイプレイヤーでした。とにかく何を観ても必ずと言っていいほどお名前があったので「日本一洋画吹替作品に出演した声優」といっても決して過言では無いと思います。2役3役を兼ねるのは当たり前、それも実に個性的な芝居なのに、脇に徹して兼ね役であることをすんなり気づかせなかったのはもはや名人芸。特にシュワルツェネッガー主演映画ではしょっちゅう死んでは別の役で再登場という印象があります。もちろん脇だけでなく存在感を発揮する俳優も担当していて、特にランス・ヘンリクセンは千田光男さんが個人的に一番好きです。そして飯塚昭三さん。大塚周夫さんと並び日本を代表する最高の「悪役声優」、本当に本当に大好きでした。アニメや特撮ヒーロー物だけでなくAチームにモンティパイソン…あまりに当たり役が多すぎて、世代によって代表作が大きく分かれると思います。レストレード警部の他ダイノガイストや人造人間8号が思い出深いのですが、主役を演じた『カールじいさんと空飛ぶ家』も良かった…。ご自身では「悪役よりもオカマ」とインタビューでおっしゃっていたのが忘れられません。ホームズ、ワトソン、モリアーティ、トッド、スマイリー、レストレード…男性陣はみんな彼岸へ渡ってしまい、残すはハドソン夫人ひとりになってしまいましたね。
woodstein
2019/03/03ホームズが広川太一郎氏、ワトソンが富田耕生氏でしたね。まるで洋画の吹替のようなキャスティングでした。
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qqtys
2019/03/03『名探偵ホームズ』はレギュラーもゲストも、手抜かりの無いキャスティングばかりでしたから、耳だけでもかなり楽しめる作品ですね。