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アニメ映画『三国志 完結編・遥かなる大地へ』DVD
1994年公開。 勝間田具治監督。 全三作で製作された、劇場アニメ版『三国志演義』の最終作です。 一部・二部では曹操=渡哲也さん(!)なのですが、本作のみ病気のため代わりに渡瀬恒彦さんが声をあてています。 前二作と比べると関羽に娘がいたり妖術が出てきたりと、おとぎ話的な臭いが強くなっている印象を持ちます。 大塚周夫さんは本作にてなんと司馬懿として出演。 諸葛亮孔明のライバルとして立ちふさがります。 ちなみに、孔明を演じる山口崇さんは、芸能座時代に大塚さんと舞台共演されています。 そういう意味でもこの二人の絡みは本作最大の聴きどころです。
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アイデン AF-50S
1981年4月に発売されたアイデン製の12cm口径フルレンジスピーカーユニット。 70年代にも同社から“50S”というスピーカーが販売されていましたが、それとは別物です。 価格は旧50Sの8,400円に対して5,500円と大幅に値下げされていますが、内容からすると相当なお買い得品だったと思います。 仕様や構造については元アイデン社員であったron_riku氏のブログ https://ronriku2019.fc2.net/blog-entry-7.html で詳細に紹介されています。 発売後数年でアイデンが倒産してしまいましたが、その後同社のスピーカー製造事業を引き継いだタモンによって、本製品を基にした、フジケンサウンドのFF-128SやFF-128Vといった兄弟たちが誕生していきました。 価格差からAF-50Xの下位機種という印象を持ちますが、決して下位に甘んじるようなユニットではありません。
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アイデン Veda-8
1974年頃にアイデンから発売されたスピーカーシステム。 搭載されたユニットは同社の20cmフルレンジスピーカーAF-80Xです。 1980年の『HI-FI STEREO GUIDE』で製造中止品となっていますので販売期間は74~79年ごろまで。 使用されていたAF-80Xの方はVeda-8の販売中止後も単品ユニットとして継続しています。 ボックスはシナ合板の半艶塗装仕上げと思われますが、傷んでいた部分は木工用ボンドで補修しました。 背面板を留めていた木ネジもすべて錆びて折れてしまっため、真鍮製の木ネジに交換しています。 吸音材は背面とダクトの出口に張り付けてあるだけで、最小限に抑えていたようです。 箱のサイズはW350*H590*D295mmで重量は17.2kg。 メーカー推奨サイズなんですが、パッと見た感じはユニットに対してかなり窮屈な印象を受けます。 恐らくもっと大きい箱の方がバランスが良いと思うのですが…。
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『カンザス・シティ』DVD
1996年フランス・アメリカ作品。 ロバート・アルトマン監督。 1930年代の米国ミズーリ州カンザスシティを舞台とした犯罪映画。 主人公のブロンディは電信局で働くモダンレディ。 しかし彼女の恋人は黒人に扮して強盗を働いた挙句、黒人ギャングに囚われてしまう。 彼女は恋人を救うため、なんと民主党実力者の妻を誘拐、恋人を取り戻すよう民主党員を脅迫するが…。 本作の監督であるアルトマンはカンザスシティ出身であり、ゆえに本作で描かれる街の姿は非常に生々しい。 調べてみると、禁酒法時代のアメリカにありながら、カンザスシティではナイトクラブが堂々と営業し、ジャズと酒が吹き荒れていたようです。 これは当時カンザスシティを牛耳っていた民主党員トム・ペンダーガストの力によるもので、その影響からかカンザスシティは今でもあまり治安が良くないらしい。 映画内でも民主党が堂々と不正選挙を行っている様子が描かれていますが、事実に基づいているんでしょう。 ジャズ・クラブのシーンでは1930年代を代表するジャズ演奏者たちが登場しますが、彼らは役者ではなく、90年代ジャズトッププレイヤーたちが演じて実際に演奏を披露しているというのも本作のポイントです。 吹替えでは岡村明美、山像かおり、平田弘明といった当時まだ新人だった面子が目立ちます。 大塚周夫さんは黒人ギャングのボス役で、妥当と言ったところでしょうか。 デジタルリマスター版DVDが発売されていますが、そちらには日本語吹き替え未収録の模様。
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華山玩具 MAD MAX ダブルバレルソードオフショットガン
台湾の華山玩具製、水平2連ソードオフショットガンのガスガンです。 映画『マッドマックス』の主人公、マックスが使用していたことで有名。 パッケージにもしっかりと『MAD MAX』のロゴが入っています。 もっとも私はマックスに憧れたわけではなく、『北斗の拳』の悪役ジャギが使っていたので欲しかったのですが・・・。 金型はもともと日本メーカーのものだったようですが、それが台湾に渡って生産されているようです。 グリップは最初から木製でいい感じ。 中折れ式でシェルを装填する動作はたまりません。 シェルにBB弾を3発込めるのですが、どうもガス漏れしやすく、発射も安定しません。 サバイバルゲームで使用するのは無謀な気もしますが、所有感は十分満たしてくれるでしょう。
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スバル360 Bluetoothスピーカー
パッと見ただけでは模型と思われてしまいそうな、名車スバル360型のBluetoothスピーカーです。 「引き出しの中の小さな愛車」がコンセプトの「CASSETTE CAR PRODUCTS] というシリーズの製品らしく、他にもビートルのマウスとかワーゲンバスの人感ライトがラインナップされています。 しかし、ワイヤレススピーカーはこのスバル360だけ。 なぜテントウムシなのか? メーカーには思惑があったんでしょうが。 僕は小さなコロコロしている車が好きで、ありきたりですがMINIやチンク、テントウムシにビートルといったところがお気に入り。 スバルのR1は面構えがイマイチだったけどお尻はなかなか素敵でした。 可愛かったんで思わず衝動買い。 フェンダーミラーが無いのが淋しいですね。 エンジンルームは充電用のMicroUSBと、外部入力用3.5mm端子の差込口となっています。 残念ながらトランクは開きません。 ライトはちゃんと光りますが、電源や音楽に連動するわけではなく、スライドスイッチでのON/OFF仕様。 気が利いているような、手抜きなような・・・。 音質? そんなものは可愛ければいいんです。 鳴ればいいんですよ、鳴れば。 むしろ鳴らなくたって、なにも問題ないじゃあないですか、可愛いから!
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miniDSP 2x4 HD
製品説明書には[COMPACT 2-IN 4-OUT HIGH-RESOLUSION AUDIO PROCESSOR]とあります。 非常に高機能な製品のため、一言でいうのは難しく、使いこなしているわけでもないのですが…。 簡潔に言うなれば「入力された音声信号を加工処理して出力することができる装置」でしょうか。 音量調整、イコライジング、ハイパス・ローパスフィルタリングetc...と盛り沢山。 ただ非常に便利で、マルチアンプシステムを手軽に組もうと思ったらこれがあれば簡単に実現可能です。 本格的な投資の前に、システム全体の構成を決めるのに一役買ってくれることでしょう。
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『恐怖の報酬』[オリジナル完全版]
1977年アメリカ映画。 ウィリアム・フリードキン監督作品。 1953年のフランス映画『恐怖の報酬』のリメイク作。 油田で働く4人の訳アリの男たちが、油田火災の消すための爆薬を輸送する仕事を任される。 しかし爆薬からはニトログリセリンが染み出しており、わずかな衝撃でも大爆発の危険が…。 吹き替え版はこの<<最終盤>>と銘打たれたボックスのみに収録。 主演のロイ・シャイダーは専任に近い羽佐間道夫、他の3人はそれぞれ大塚周夫、木村幌、樋浦勉という布陣。 このディスクに収録されているのは北米版121分。 しかし国際版は90分程度に短縮されており、吹き替えはこのバージョンで行われたようです。 そのため、ところどころ吹き替えが無いばかりか、国際版にのみ存在するシーンが含まれていないため完全収録とは言えず、堂々と銘打たれた[完全版]だの<<最終盤>>だのと言った文字が虚しく感じられます。
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『月光仮面』DVD
1958年から1959年までTBSで放送されたヒーロー活劇テレビドラマ番組。 長年「日本初のフィルムで撮影されたテレビドラマ」と言われていましたが、近年前番組の『ぽんぽこ物語』が発見されたことで、その看板は下ろすこととなりました。 大塚周夫さんは第一・二部でのレギュラーとして出演。 当時29歳という若々しい大塚さんの姿が拝めます。
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アイデン AW-150X
アイデンが自社製品として販売していた38cmウーファーユニットAW-150Xです。 巨大アルニコマグネットに黒チヂミ塗装、これは同社高級ユニット群共通仕様。 38cmという口径でも、ピンからキリまで存在するのがオーディオ界。 重さ4キロ程度のものから10キロを超える高級ユニットまで幅広いですが、その中でもこのAW-150Xは重量11キロと、38cmウーファーとしてはヘビー級の逸品です。 発売は1980年4月で、末尾に“X”がつく同社の高級スピーカーユニット群の中では最も後発。 1984年5月にアイデンは倒産しているので、生産期間は約4年ほどでしょうか。 見た目はスピーカーの名門アルテック社のウーファーにそっくり。 実際アルテックを参考に設計し、振動版も同社と同じメーカーの紙を使用しているそうです。 単体の写真ではその巨大さがイマイチ伝わらないので、ダイソーで売っている300円の小型スピーカーと並べてみました。 このスピーカーがどれほどの威容を誇っているのか、よく分かると思います。 ようやく取付板が形になったので、軽く音出しをしてみました。 小さい音でも実力の片鱗は伝わってくるのですが、 「もっと音量を上げてみな? 凄いものを聞かせてやるから・・・」 と訴えかけてくるような、魔力に満ちた音色です。 どうやら非常に魅力的かつ危険な、底知れぬポテンシャルの持ち主らしい。 機を見てどこか広い場所を借りて鳴らしてあげたいですね。
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アイデン AF-80X
アイデン製の20cm高級フルレンジスピーカーユニット、AF-80Xです。 他のアイデン高級機と同じくアルニコマグネットに壺型ヨーク黒チヂミ塗装。 センターキャップが独特で、波打ったコルゲーションが付いているのが特徴です。 『電波科学』1975年3月号にメーカー自身による詳細な技術レポートが記載されています。 表題には『シングルコーンSPの最高峰』と銘打たれ、アイデンの自信のほどが窺えます。 12cmフルレンジAF-50Xの後に製品化され、これを搭載したスピーカーシステムVeda-8(当時43,900円)も発売されました。 後に廉価版のAF-80Pも発売されています。 重要なファクターである重量ですが、公称5.3kg(実測5.7kg)。 同クラスで超有名なJBLのLE8Tが4.1kg、FOSTEXのF200Aが4.4kgですので、如何にヘビー級なのかがよくわかります。 本来であればセンターキャップにダストカバーが着いているのですが、入手品にはその形跡がありません。 当時の雑誌を調査したところ、Veda-8の製品写真ではカバーが無いものが見受けられましたので、Veda-8搭載品は省略していた可能性があります。 「音は出ました」というジャンク品を購入しましたがかなり状態が悪く、音出しでは思わず渋い顔に。 その後すぐに異音が発生して、万事休す。 藁にも縋る思いで、長野県にある有名なスピーカー修理業者に修理を依頼。 そしてこのたび見事に復活して帰ってきました。 40年以上前のスピーカーを華麗に直してしまうとは、凄い技術を持った会社が在るものです。 こうして蘇ったAF-80Xですが、音色激変。 ツィーターを追加する必要性すら感じさせません。 「これこそがフルレンジ(全帯域)だ」 と思わずにはいられないほど、下から上までしっとりと深く、かつ軽やかに響きます。 以前から愛用しているFF-128Sをそのままスケールアップしたような印象。 『シングルコーンSPの最高峰』の名に違わぬ名機でしょう。
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パイオニア フルレンジスピーカー PE-12
1960年代にパイオニアが販売していた12cmフルレンジスピーカーユニット。 以前から探していたのですがようやく入手しました。 パイオニアの10cmフルレンジというとPE-101が有名ですが、それよりも更に10年以上古いです。 マグネットの巨大さが目を引きますが、いったいどういう狙いでこんな恐ろしいものを作り上げたんでしょうか・・・。 振動版が特殊で、コーン紙に布が張り合わせてあります。 実測重量1.9kgと、AF-50Xには及びませんが重量級。 またじっくり比較してみたいです。
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『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』
2005年作品。 2000年公開『ラマになった王様』の続編で、前作の悪役コンビの片割れ、クロンクを主役にした作品。 大塚周夫さんは今作登場のクロンクの父親役のため、前作には未登場。 一作目は悪役コンビの魔女イズマ(京田尚子)&クロンク(堀内賢雄)が最高。 特にエンジン全開ではっちゃけた京田さんのイズマが見もの、京田尚子ファン必見。 クロンクのキャラクターが良く、気楽に楽しめる佳作です。 堀内賢雄さんは『愛の落日』や『トゥモロー・ワールド』など、吹き替えでも大塚周夫さんと絡むことが多い印象がありますね。
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『スクリーン』1974年5月号
映画雑誌『スクリーン』の1974年5月号。 連載企画である『人気声優インタビュー』で大塚周夫さんが紹介されています。 1974年というと、『続・夕陽のガンマン』の翌年くらいなので、まさに脂が乗りきっている時期でしょう。 インタビューを読むと、この頃からリアリズムを追究する一貫した考えを持っていたことがわかります。 ローレンス・オリヴィエとオーソン・ウェルズの吹替えはあちらの芝居についていけなかった、とインタビューで答えているのですが、いったいどの作品だったのか気になります。
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『ムーラン』BD
ディズニーには珍しく中国を舞台にした作品で、1998年公開。 中国と言っても北方のモンゴル部族が敵役なので1500年ぐらいは昔のお話。 フン族襲来に備えての徴兵にあたり、父親が高齢で出兵できないムーランは女性であるにも関わらず軍へ入隊。 女性ということを隠しつつも、徐々にたくましく軍の中で一目置かれる存在になっていく・・・。 大塚周夫さんは主人公の父親役なので、出番としては少なめ。 とはいえ温和で優しい人柄が短い出番のなかで伝わってきます。 いわゆるディズニープリンセスの中でも、僕はこのムーランがお気に入り。 なんといっても強く、たくましく、勇ましいのです。 悪役のシャン・ユーは声がなんと藤岡弘、でディズニーヴィランらしからぬシリアスさを持ち合わせいます。 部下の優秀さは特に抜きんでており、知名度は別としてもディズニー界屈指の難敵と言ってよいでしょう。 雪山でフン族が軍を強襲する際のカメラワークは必見、鳥肌ものです。
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