『ムーラン』BD

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ディズニーには珍しく中国を舞台にした作品で、1998年公開。
中国と言っても北方のモンゴル部族が敵役なので1500年ぐらいは昔のお話。

フン族襲来に備えての徴兵にあたり、父親が高齢で出兵できないムーランは女性であるにも関わらず軍へ入隊。
女性ということを隠しつつも、徐々にたくましく軍の中で一目置かれる存在になっていく・・・。

大塚周夫さんは主人公の父親役なので、出番としては少なめ。
とはいえ温和で優しい人柄が短い出番のなかで伝わってきます。

いわゆるディズニープリンセスの中でも、僕はこのムーランがお気に入り。
なんといっても強く、たくましく、勇ましいのです。
悪役のシャン・ユーは声がなんと藤岡弘、かつディズニーヴィランらしからぬシリアスさを持ち合わせています。
部下の優秀さは特に抜きんでており、知名度は別としてもディズニーヴィランズの中でも屈指の難敵と言ってよいでしょう。
雪山でフン族が軍を強襲する際のカメラワークは必見、鳥肌ものです。

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