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『ピーターパン』プラチナエディションDVD
1953年公開作品。 もはや説明不要の名作、これが65年も前の作品だとは、正直驚きしかありません。 現行アニメーターはこれと『ピノキオ』を見たら、自信喪失したりしないんでしょうか…。 「大塚周夫って何の声?」と聞かれた際に、経験上ほとんどの人に通じるのが本作のフック船長です。 フック船長はまさに大塚節の魅力満載のキャラクター。 粗野な部分から胡散臭い紳士な態度、コミカルな小心者の表現とこれ一本で楽しめます。 DVD収録以外にもTBSで放送されたバージョンで大塚さんがフック船長を演じていますが、合法的手段で見ることは二度と出来ないでしょう。 「オーディション嫌い」な大塚さんが、このフック船長の時はオーディションだったそうで。 日本のアニメ『ピーターパンの冒険』でもフック船長、そして『ワンピース』でゴールドロジャーと、まさに日本一の海賊声でした。
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『ラマになった王様2 クロンクのノリノリ大作戦』
2005年作品。 2000年公開『ラマになった王様』の続編で、前作の悪役コンビの片割れ、クロンクを主役にした作品。 大塚周夫さんは今作登場のクロンクの父親役のため、前作には未登場。 一作目は悪役コンビの魔女イズマ(京田尚子)&クロンク(堀内賢雄)が最高。 特にエンジン全開ではっちゃけた京田さんのイズマが見もの、京田尚子ファン必見。 クロンクのキャラクターが良く、気楽に楽しめる佳作です。 堀内賢雄さんは『愛の落日』や『トゥモロー・ワールド』など、吹き替えでも大塚周夫さんと絡むことが多い印象がありますね。
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『きつねと猟犬』
1981年公開作品。 猟犬ときつねという相容れない種の友情物語。 大塚周夫さんは猟師のエイモス・スレイド役、作中ずっと悪役然とした彼が情けを見せる最後のシーンはグッときます。
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『コルドロン』
1985年公開作品。 本作の悪役ホーンド・キングは悪役ならこの人、飯塚昭三さん。 大塚周夫さんは『オリビアちゃんの大冒険』と同じく子分役。 ディズニーの中ではあまり有名とは言えない作品ですが、やはり盛り上がりに欠けるのが…。 ディズニーの完全復活は『リトルマーメイド』まで待たねばなりません。
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『オリビアちゃんの大冒険』
1986年公開作品。 パッケージで分かる通り、シャーロック・ホームズのパロディですが、クライマックスはかなり『カリオストロの城』っぽい…。 ホームズとワトソンのパロディキャラを、青野武&永井一郎のコンビが演じています。 正義側かつ主役という青野さんはかなり珍しいと思うので、青野武ファンは必見。 登場する悪役もモリアーティ教授っぽいので、声はもちろん大塚周夫! …ではなく、宝田明さん。 大塚さんはその子分をやっております。
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『トイ・ストーリー』DVD
もはや説明不要の圧倒的人気作品。 それまで一段下に見られていた3DCG作品に文字通り新時代をもたらし、ピクサーの名を知らしめた名作です。 『3』は映画館で年甲斐もなくボロボロ泣きました。 大塚周夫さんはメインキャラクターの一人(?)、ブタの貯金箱のハムを好演。 好演と言ってもいつもの大塚節炸裂!…ではなく、臆病で皮肉屋で素っ気なく、実にサラッとした演技です。 大塚周夫好きを自認していた僕が、見終わってキャストを参照するまで気づかなかったほどにアッサリした芝居は、大塚周夫の役者としての引き出しを改めて思い知らされました。 ある大塚ファンが「観客にまったく媚びることろがない芝居」と評していましたが、まさにその通りと思います。 実際、知合いにハム=大塚周夫ということを話すと驚かれることが多かったので、やはりただものではなかった。 大塚周夫が更に好きになった作品です。
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『ムーラン』BD
ディズニーには珍しく中国を舞台にした作品で、1998年公開。 中国と言っても北方のモンゴル部族が敵役なので1500年ぐらいは昔のお話。 フン族襲来に備えての徴兵にあたり、父親が高齢で出兵できないムーランは女性であるにも関わらず軍へ入隊。 女性ということを隠しつつも、徐々にたくましく軍の中で一目置かれる存在になっていく・・・。 大塚周夫さんは主人公の父親役なので、出番としては少なめ。 とはいえ温和で優しい人柄が短い出番のなかで伝わってきます。 いわゆるディズニープリンセスの中でも、僕はこのムーランがお気に入り。 なんといっても強く、たくましく、勇ましいのです。 悪役のシャン・ユーは声がなんと藤岡弘、でディズニーヴィランらしからぬシリアスさを持ち合わせいます。 部下の優秀さは特に抜きんでており、知名度は別としてもディズニー界屈指の難敵と言ってよいでしょう。 雪山でフン族が軍を強襲する際のカメラワークは必見、鳥肌ものです。
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