- ktr Museum
- 1F 化石部門
- Sphaerocoryphe robusta
Sphaerocoryphe robusta
うちにある標本では唯一の真の稀少種といえるのがこれだ。
サイズは14㎜と小さいが、これでも成体なのである。
私はどういうわけかこの手の頭ボールと呼ばれる三葉虫に惹かれるものを感じる。
しかし手に入れたのはこれだけで、ほかのにはなかなか手が回らない。
理由は簡単で、いずれも程度の差こそあれ稀少種であり、そのため値段がかなり張るのだ。
頭ボールときけば、断片であっても、部分であっても、やみくもに欲しくなる。
たぶん一種の病気だと思う。
本種においては、頭だけでなく、尾棘も魅力になっている。
頭ボールと二股になった尾棘とを兼ね備えている点で、本種は小さいながらも最強の三葉虫だ。
産地:ニューヨークのラスト・フォーメーション
trilobite.person (orm)
2023/04/09 - 編集済みやはりこの種は特別ですよね。
頭部の奇妙なボールにちょこんと飛び出た目、二叉のお尻と、三葉虫コレクターにアピールするフォルムとして完璧です。小ささも、この種であればむしろこのサイズが最適解ではないかと感じます。
私は所有できてませんが、MF祭りで多少無理してでも手にしておきたかったなと思う三葉虫の一つですね。
1人がいいね!と言っています。
ktr
2023/04/09本標本、外殻の状態はそれほどよくないんですが、立体的に保存されているのが救いです。
MF祭り、懐かしいですね。
あれを体験できただけでも、化石集めをしてよかったと思います。
ormさんにはぜひスコットランド産を入手していただきたいですね。
1人がいいね!と言っています。
Trilobites
2023/04/10 - 編集済みこれ程の希少種ながら、Muuseoには3体展示されていて、如何に三葉虫コレクターの憧れ種なのか物語っている気がします。
個人的には、あとSphaerocoryphe craniumが欲しいものの、10年位一切の収集を止め、貯金しなければ手が届かない所まで行ってしまいました。
ktr
2023/04/10私のようなコレクターともいえない人間がもっているのは分不相応な気もしますが、ひとつくらいはそんなのがあってもいいですね。
ロシア産のは、MF祭りで一回見かけましたが、いくらしたのか忘れました。
あの標本の持主が、ネットでコレクションを披露してくれたら、きっとすばらしいことでしょうね。
1人がいいね!と言っています。