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『キャベツ畑でつかまえて』《ハヤカワ文庫JA》
ハヤカワ文庫JA1990年に発行された『キャベツ畑でつかまえて』です。野田昌宏/著、文庫版モノクロ336頁、ISBN4-15-030313-4、定価480円(税込)。(改題前の『あけましておめでとう計画』は、A5版にて早川書房より1985年に発行)
テレビ演出者・制作会社幹部・作家・翻訳者・SFアートコレクター・「ガチャピン&ムック」の生みの親と多彩な顔を持つ野田昌宏氏(1933-2008)による実録風小説です。
野田氏が社長であるテレビ番組制作会社・日本テレワーク社を舞台に、なぜか《ガチャピン》の着ぐるみに入って活動する宇宙人と、実名で登場する日本テレワーク社員の面々が虚々実々の駆け引きを繰り広げながら、嘘か真か分からない騒動の果てに、番組制作や騙し合いを勝ち取っていく、実録風冒険小説の傑作です。
「日本テレワークは犯罪以外なら何でもやる」という台詞は、今にしてちょっとアブナイけど、話には大変笑わされました。なお改題文庫化前の『あけましておめでとう計画』は、大阪市中ノ島の図書館で借りて読んだので、画像を見たら当時のことを思い出します。
#宇宙SF #冒険小説 #野田昌宏 #ガチャピン #早川書房 #ハヤカワ文庫JA
https://muuseo.com/jason1208/items/736
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ts-r32
2021/02/18J.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」と関連があるのでしょうか?
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Jason1208
2021/02/18コメント有難うございます。
サリンジャーの小説とはまったく関係がございません。
「キャベツ畑でつかまえて」は収録短編の第6編で、昔流行ったいわゆる“キャベツ畑人形”数体に奇妙な人格が宿り、意外な展開でブラウン管スターになってしまったことから始まる騒動を描いた話です。
タイトルだけはオマージュしてるとは思います。^^;
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ts-r32
2021/02/18キャベツ畑人形!そっちでしたか~!
懐かしいですねえ。なんだか一時期すっごく流行りましたね😆
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ace
2021/03/01 - 編集済み流石❗️押さえてらっしゃいますね〜✨😁
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利右衛門
2021/03/02これは面白そうですね!興味津々です。
作者の野田さんの本自体読んだことがないので、ちよっと気にして探してみます!
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Jason1208
2021/03/02@cosmic-ace さん
@りえさん さん
コメント有難うございます。
既に絶版かもしれませんので、Amazonマケプレなどが見つけやすいと思います。
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利右衛門
2021/03/02ありがとうございます!
熱帯雨林を探索してみます🎵
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