Canon EOS5 QD

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Canon EOS5 QD

世界初の視線入力AFを搭載。

視線入力AFとはファインダーを覗いてる目(眼球)の奥の血管パターンを赤外線で感知して
どこを見ているか感知しそのフォーカスポイントを選択してフォーカスを合わせるキヤノン独自の技術。
個人個人で血管パターンが異なるので、キャリブレーションを行う必要がある。
搭載一号機であるので後発の搭載モデルに比べると精度が劣るらしいが、
キャリブレーションを頻繁に行うことでカメラが学習する。
シャッターユニットは最高速1/8000シンクロ1/200とシンクロスピードが若干落とされたユニットで、
EOS-1系の最高速1/8000シンクロ1/250に対しての差をつけたかったのかと思う。
機能的には盛りだくさんで、EOS-1系のサブカメラとして使用されることもあったという。
測距点は5点で横並びで真ん中、左右、真ん中と左右の間、のように思うとわかりやすいかもしれない。
縦位置に構えるとカメラ内のセンサーが感知し、視線入力機能は使えなくなる。後発機種は縦位置にも対応してくる。
視線入力は測距点(フォーカスポイント)選択だけでなく、左上の隅の方に四角い枠があり、そこを注視するとプレビューが機能する。
画面内を隅まで確認しているとうっかり作動するのでいやだという声もあったが、結構なタイミング見ていないと作動しない気がするので
館長は別に困らない。
また、人によって視線入力が全く使い物にならないという声もあったが、館長は眼鏡着用でも結構使えたので、
このカメラを複数台使用していた時期がある。
普通に5点自動選択や、それぞれのピンポイントを選択することもできる。
またEOS100よりサイレントEOSという触れ込みで作動音、特に巻き上げ巻き戻し音の低減がなされたが、
このカメラもEOS100比でもさらに静音化されている。

展示品は別売りのバーチカルグリップVG10付き、
レンズはEF28-80㎜F3.5-5.6V USM である。

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