-
ミノルタ APEX105 ブラック
ミノルタ APEX105 ブラック ミノルタのコンパクトカメラ というか、ブリッジカメラの部類に入るのか。 ブリッジカメラは造語で、一眼レフカメラとコンパクトカメラの橋渡し的なカメラということで「ブリッジ」らしい。 35-105㎜ズームレンズ搭載のお弁当箱のようなカメラではあるが、ミノルタの最新技術(当時)が搭載されている。 見た目もシンプルで操作部分も触れるところが少ないシンプルなカメラのようだが、 ファインダーの下にアイセンサーがついている。 ボディに赤く「APZ」の文字があるが、これはアドバンスドプログラムズームで、 α-7xiにも搭載されたファインダーをのぞくと自動的にズームをして画角を決める機能である。 アイスタートでAPZは機能するが、オートフォーカスは作動しない。 オートフォーカスはレリーズボタン半押しで機能する。 このオートフォーカスもコンパクトカメラとしては珍しく、TTLのAFである。 カメラはレンズシャッターであるので、TTLで測距するとフィルムに光が行ってしまうところだが、 (AF測距時はレンズシャッター開放)裏ブタを開けた画像にあるように、遮光幕、シャッターがある。 これのレンズ側にミラーが付随しているようで、このシャッターが閉まった状態でAF測距を行う。 レリーズするとこのシャッターが上へと開いて(その前に一回レンズシャッター閉まる)レンズシャッターで露光する形。 動態予測AFも搭載されているようで、AFの性能は一眼レフのα-5700iに相当する。 APZはおせっかい機能なので解除も可能。ズームボタンを両方同時押しすればよい。 ホールディングもでかいボディのおかげで安定する。スタイルは双眼鏡と同じである。 ボディの底面には親指用のくぼみがある。
フィルムコンパクトカメラ ミノルタ ブラックhiromaro99
-
Canon New F-1 AE
Canon New F-1 AE キヤノンマニュアルフォーカス一眼レフフラグシップのNewF-1の通常ファインダーではなく、絞り優先AE用に用意されたファインダーを装着したモデル。 実のところ絞り優先AEは通常のファインダーでも可能である。ボディのシャッタースピードダイアルをAにすれば作動する。が、 絞り値とそれに対応するシャッタースピードのファインダー表示がないのである。 ボディ単体ではマニュアル時の追針式のメーターで、シャッター優先時もこの表示である。 ちなみに両優先が可能ではあるが、シャッター優先AEはモータードライブもしくはワインダーの力が必要で、装着せねばならない。 シャッタースピードダイアルをAにしてレンズ側もAにするとプログラムAEにはならず、最小絞りでの絞り優先AEになるようだ。 システムカメラで、ファインダー交換したり、モータードライブを装着するという「自分仕様に組み上げる」感じが楽しいカメラ。 ファインダースクリーンの交換で部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光が選べる。 ただ、これはその時その時のシチュエーションで切り替えたい人は面倒である。 後に出るT90が測光に関してスピーディに切り替えられるのでそちらの方が使いやすくなる。 マルチモードで、モータードライブも内蔵し、乾電池も本数が減るので、フラグシップの座を奪われる形になるが、 長く作られたのはこのカメラである。 ハイブリッドシャッターの件は別室に展示されているペンタックスLXの説明にも記載したが、 高速側がメカニカルシャッターになるハイブリッドシャッターだが、電池が入っている状態では全速電子制御である。 電池が切れても空の電池がバッテリー室に入っているとメカニカルシャッターが作動しないという AEファインダーがなくても絞り優先AEが作動するのと同じ謎仕様である。 モータードライブ装着時にはバッテリーの取り出しが困難(やったことないので忘れたが、たぶん無理)なので困る。 ワインダーなら一回外せばいいけれども、モータードライブは自動巻き戻しのための軸がフィルム室に入るための蓋が開いているからだ。 (外すと感光のリスクがある)他社のカメラではどう対策されているかというと、 ペンタックスLXはハイブリッドシャッターが作動するので高速側で撮影可能。 ニコンF3はモータードライブから電源供給のためモータードライブが作動する状態なら普通に使える、 モータードライブの電源がなくなってもカメラ本体の緊急メカニカルシャッターで1/60が切れて撮影はできる。 オリンパスOM-4(Ti含む)はモータードライブの巻き戻し軸は巻き戻し操作の時にカメラボディの蓋を開閉させて軸を入れる仕組みなので、 モータードライブを外しても感光のリスクはない。メカニカルシャッター1/60があるので撮影も可能。 という感じ。 なので、NewF-1はちょっと設計に疑問が残る。 プロ用にモータードライブのバッテリーから本体へ電源が供給されるタイプのバッテリーとケーブルとダミー電池のついたバッテリーカバーが用意されていた。 やはり何かあった時に困ったからだと思う。説明書には寒冷地での電源安定供給を謳っていたが。 しかし、堅牢性とかタフさではほかのカメラとは違う感じではありました。ボディの塗装もざらざらしていてやすりのようです。(笑) さすがに重いのでお留守番が多いですが、モータードライブと白レンズつけてガシャガシャ連写するカメラとしては楽しいカメラです。 (フィルム高いのでさすがに昨今はできませんけどね)
フィルム一眼レフカメラ キヤノンhiromaro99
-
京セラ SlimT (スリムT)
京セラ SlimT (スリムT) ヤシカの時代からツァイスレンズを搭載したコンパクトカメラはあったが、 このスリムTはコニカのビッグミニから始まる、高品位単焦点コンパクトカメラのブームのさなかに発売されたもの。 高品位とあるが、高級ではない。確かにズーム搭載コンパクトでも同じような価格帯のものがあったし、廉価な単焦点コンパクトとは違う。 一部では「プアマンズコンタックスT2」とも言われたようだが、 T3が出るまで、ゾナーレンズは38㎜であり、このカメラにはテッサー35㎜が搭載されていて、焦点距離の好みは微妙に違う。 フロントフェイスの色違いとか、バージョンアップされるTプルーフも兄弟機と考えてもいい。 ズーム搭載のTズームも出るが、それはまた違う機種。 レンズバリアを開閉するスイッチでレンズがせり出る。レンズバリアは電動ではなく、スイッチで物理的に開くタイプ。 久々に出したらレンズが出ないのでフロントカバーを外してスイッチを調整したら治った。 構造上ホコリが入りやすいようだ。 操作はシンプル、基本的に押すだけ。 コンタックスTシリーズのように絞りを操作したり、マニュアルフォーカスをしたり、露出補正をしたりはできない。 フラッシュのモードボタンがあって、スナップカメラとしてはフラッシュを使わない主義の自分はオフにするのだが、 この機種はオフというのがなく、夜景モードがオフの代わり。 背面のデータバックの電源は本体と共有。 使用電池はリチウム電池CR123Aタイプ。 オートフォーカスはレリーズボタン半押しで測距だけ行いレリーズとともにレンズが繰り出すタイプ。 グリップ側にパトローネを収めて厚みをそちらに持たせてフラッシュ側はテーパーがついて薄めになっているのが この時期のライバルに似ている。 ライバルに比べるとあまり小さい感じもしない。(笑) 気にしていなかったが、シリアルナンバーが4桁の初期モデルのようだ。
フィルムコンパクトカメラ 京セラ ブラックhiromaro99
-
Canon EOS5 QD
Canon EOS5 QD 世界初の視線入力AFを搭載。 視線入力AFとはファインダーを覗いてる目(眼球)の奥の血管パターンを赤外線で感知して どこを見ているか感知しそのフォーカスポイントを選択してフォーカスを合わせるキヤノン独自の技術。 個人個人で血管パターンが異なるので、キャリブレーションを行う必要がある。 搭載一号機であるので後発の搭載モデルに比べると精度が劣るらしいが、 キャリブレーションを頻繁に行うことでカメラが学習する。 シャッターユニットは最高速1/8000シンクロ1/200とシンクロスピードが若干落とされたユニットで、 EOS-1系の最高速1/8000シンクロ1/250に対しての差をつけたかったのかと思う。 機能的には盛りだくさんで、EOS-1系のサブカメラとして使用されることもあったという。 測距点は5点で横並びで真ん中、左右、真ん中と左右の間、のように思うとわかりやすいかもしれない。 縦位置に構えるとカメラ内のセンサーが感知し、視線入力機能は使えなくなる。後発機種は縦位置にも対応してくる。 視線入力は測距点(フォーカスポイント)選択だけでなく、左上の隅の方に四角い枠があり、そこを注視するとプレビューが機能する。 画面内を隅まで確認しているとうっかり作動するのでいやだという声もあったが、結構なタイミング見ていないと作動しない気がするので 館長は別に困らない。 また、人によって視線入力が全く使い物にならないという声もあったが、館長は眼鏡着用でも結構使えたので、 このカメラを複数台使用していた時期がある。 普通に5点自動選択や、それぞれのピンポイントを選択することもできる。 またEOS100よりサイレントEOSという触れ込みで作動音、特に巻き上げ巻き戻し音の低減がなされたが、 このカメラもEOS100比でもさらに静音化されている。 展示品は別売りのバーチカルグリップVG10付き、 レンズはEF28-80㎜F3.5-5.6V USM である。
フィルム一眼レフカメラ キヤノンhiromaro99
-
Canon EOS630QD
Canon EOS630QD キヤノンのカメラミュージアム(Web)では「EOS620の上位機種として開発された」 とあるが、シャッターユニットのスペックや、価格からするとEOS650に近くて、EOS620の機能の一部を継承した感じ。 国内では「EOS630」と単に言われていても、クオーツデートバックEが標準で装備されているので、「EOS630QD」が正式名称。 機能的にはシャッターユニット1/2000最高速 1/125シンクロは650から 深度優先AEも650から、 液晶パネルバックライト、プログラムシフト、オートブラケット、多重露光機能は620から。 新規としてAFスピードの向上、フィルム急送速度も3コマからワンショットもしくはMF時は秒5コマ、 ただし、この場合は絞りは絞り込まれたままで、露出も固定される。 動態予測AFが搭載され、AIサーボAFモードで2.5コマ/秒の連写ができる。 スペックには表れないが、黒塗りのホットシュー、電子ダイアルは620と同じくゴム巻きのものを採用している。 620と650のいいとこを合わせてさらにAFの性能向上、巻き上げ速度も上げてデータバック付きで650の5000円高で押さえた価格。 620の上位機種というか後継機種ならなぜ1/4000最高速1/250シンクロのシャッターユニットを組み込まなかったか? 同年9月に発売されるEOS-1に近くなってしまうからか?(EOS-1は1/8000最高速ですが) 単体連写も5コマだと3コマで負けるということかな。(笑) ブラックボディに加え、メタリックグレーも選べた。今回の展示はブラックボディです。 600シリーズのデザインって、今見ても古い感じがしない。
フィルム一眼レフカメラ キヤノンhiromaro99
-
トミカカタログ ‘90
トミカカタログ ‘90 最近まで発行されていた横長のタイプに。 昨年末から縦型に戻った? トミカ20周年で20番R32スカイラインGTRにメタルバッチが同梱され、この期間限定の赤いカラーを纏う。
hiromaro99
-
トミカカタログ ‘88 後期版
トミカカタログ ‘88 後期版 一見、‘88版と何が違うの?なとってつけたような「後期版」の文字だが 中身に大きな変化が。 外国車シリーズがなくなり、赤箱の通常トミカが120番体制になり、 テスタロッサやポルシェ959は赤箱の新車となる。 81番以降にスライドするように元青箱がラインナップに上がっているが、 半数近くが実際には移行されていない。 つながる道路も製品として掲載された。
hiromaro99
-
トミカカタログ ‘88
トミカカタログ ‘88 まだ外国車シリーズは存在する。 が、フェラーリテスタロッサとポルシェ959の発売予告が出ている。 トミカタウンのページや表紙の写真にはトミカタウン規格のつながる道路が写っているがまだ製品として販売されていない。
hiromaro99
-
トミカカタログ ‘87
トミカカタログ ‘87 表紙からもわかるが、ここから始まるトミカタウンのアイテムが登場。 規格こそ変わったが、今も続くトミカタウン。 アイテムが今後追加される。
hiromaro99
-
トミカカタログ ‘86 Vol.1
トミカカタログ ‘86 Vol.1 Vol.2は発行されていないはず。 外国車シリーズの新製品は少なく、カタログに追加された二車種は品番整理で消えたモデルの復活(色違い)
hiromaro99
-
トミカカタログ ‘85 Vol.1
トミカカタログ ‘85 Vol.1 Vol.2も発行されたが現在未入手 縦型ではあるが比率が変わり、雑誌のような比率 4桁西暦表記から「‘」2桁西暦に変更された。
hiromaro99
-
トミカカタログ 1984 Vol.1
トミカカタログ 1984 Vol.1 Vol.2 は発行されなかったはず。 トミカの黒箱から赤箱に変更される予告が記載されている。
hiromaro99
-
トミカカタログ 1983 No.2
トミカカタログ 1983 No.2 スカイラインシルエットがグリルレスの鉄仮面顔に。 館長はトミカ離れしてしまっていて、 この時買うだけ買っておけばよかったと思うモデルがいっぱい(笑)
hiromaro99
-
トミカカタログ 1983 No.1
トミカカタログ 1983 No.1 出ました!スカイラインシルエット! 外国車シリーズが40番体制に。 各アイテムの値段が記載される。 この時のトミカは¥320 ロングトミカが¥600~¥700円と定価でも安いな~
hiromaro99
-
トミカカタログ 1982
トミカカタログ 1982 表紙の写真が特撮?ぽく。 デジタルではない時代なので、フォトショップで加工とかではなく、 撮影時に工夫を凝らした写真だろう。 子供のころの館長はそろそろトミカ離れしてきた時期。(笑) てか、まだ集めてたのかと思った。(いくつだったのかは内緒) カタログの値段が消えました。(笑)
hiromaro99