Ai Nikkor 105mm F1.8S

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ニコンの中望遠レンズ。1981年に発売された。
ニコンは伝統的に105mmをラインナップしており、特に開放値F2.5はレンジファインダー時代に端を発し、光学系を変えながら、50年以上にわたりニコンFマウントレンズを代表する中望遠レンズだった。
それに対しこのF1.8は、AF化の波もあり、わずか12年ほどでディスコンされたこともあり、やや影が薄い。
しかし、描写はF2.5以上のものがあると思う。きれいなボケ、柔らかなトーン、それでいてピント面はシャープ。カリカリになりすぎず、柔らかさを感じる描写は現代の「開放からシャープでカリカリ」なレンズとは一線を画す描写。F2.5とあえて使い分ける価値はあると思います。
ファットなシェイプ、ねっとりとしたヘリコイドの動きも良いですね。
それなりのお値段はついていますが、他社の同級レンズと比べても割安だと思います。もう少し、見直されてもいいレンズだと思います。

このレンズを使った作例はこちら
https://muuseo.com/gs151h/diaries/16

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