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Makro-Planar 2.8/100 AEG
CONTAXのマクロレンズ。中望遠マクロで他社製品と比べ、チューブなしで等倍まで撮影可能な反面、大ぶり、そして高価だったレンズです。 このクラスになると、マクロでない中望遠レンズと兼用にする方が多かったのか、Planar 2/100やSonnar3.5/100に比べて格段に玉数が多い。 おかげで価格もこなれているが、それでもドイツ製はそれなりのお値段になっていてなかなか手が出なかった。 そんな中、3万円台と破格のお値段で見つけたのがこの個体。5~6年前に銀座のスキヤカメラさんで入手。 スキヤカメラさん、銀座のど真ん中にありますが、掘り出し物が出るので、東京勤務時代は度々散財、もといお世話になりました。 シリアルナンバーから見てドイツ製最末期の個体、外装にシミのような汚れがあるのが安い理由なのでしょうが、写りは抜群。 フルサイズ4200万画素クラスならまだまだ現役で使えるレンズだと思う。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/37 #オールドレンズ #望遠レンズ #CONTAX #Makro-Planar_2.8/100_AEG
オールドレンズ CONTAX 30,000円台後半gs151h
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New MD 35mm F1.8
ミノルタの広角レンズ。ミノルタのMFレンズとしては末期のものになる。 ミノルタの35㎜としては伝統的なスペックで、1970年代には同スペックのレンズが誕生している。当初は中望遠レンズとそん色のない大きさのレンズだったが、NewMDの世代になると、他社と比べてもかなりコンパクトになった。 新品時に人気がなかったのか、中古ではあまり出回らないレンズである。その反面、主に海外で評価が高いようで、入手が難しいうえに価格は高騰気味のようである。 この個体は、10年近く前に、中野のペコちゃんで入手した。外観はくたびれ気味だが光学系は問題なし。2万円台前半で買った覚えがある。買った当初は高い気がしたが、今となっては買っておいてよかったと思う。 描写も、ミノルタらしくボケがきれい。素直で扱いやすいレンズといった印象。評価が高いだけのことはあると思う。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/36 #オールドレンズ #広角レンズレンズ #MINOLTA #New_MD_35㎜_F1.8
オールドレンズ MINOLTA 20,000円代gs151h
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Ai Nikkor 50mm F1.2S
NIKONのハイスピード標準レンズ。 1981年(全身のSなしまでさかのぼれば1978年)発売のオールドレンズだが、一昨年のMF Nikkor 販売終了までカタログ搭載モデルとして残ったレンズでもあります。 50mmジャストでF1.2の一眼レフ用レンズとしては、ペンタックスに次ぐ速さで誕生したレンズでもあります。 良くも悪くも、開放はNikkorらしからぬとろとろの描写。しかし、絞ればしっかり固くなっていくのはさすがNikkor。 新品は入手できなくなったが、中古は玉数豊富で入手は容易。他社の50mm F1.2と比べても割安な個体も多いので、ある意味ねらい目のレンズかもしれません。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/35
オールドレンズ Nikon 不明(数万円のはず)gs151h
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New FD 50mm F1.2
キヤノンの大口径標準レンズ。しかしフラッグシップではない。 このレンズの上には、赤ハチマキも勇ましいNew FD 50mm F1.2Lがあるためだ。 上にはL,下には優秀なスタンダード、New FD 50mm F1.4があり、間に挟まれたF1.2は正直、影が薄い。 ゆえに、中古価格はLの半額程度、ヤフオクだと更にその半分以下が相場。 しかし、その性能は悪くない。やや癖のある描写だが、同年代の他社の50mm F1.2と同等以上の描写はしてくれると思う。 他社の50mm F1.2と比べても不人気なのか格安なので、お買い得である。もっと見直されても良いレンズだと思う。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/34 #オールドレンズ #標準レンズ #キヤノン #New_FD_50㎜_F1.2
オールドレンズ CANON 17,500円gs151h
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RIKENON P 35mm F2.8
リコーの広角レンズ。このモデルはプログラム対応の接点付きのタイプ。絞りにもPポジションがある。 リコーの広角単焦点レンズは、28mmは比較的よく見かけるが、35㎜は珍しい。どうやら製造期間が短かったようだ。 某中古で有名なカメラ店が「10年ぶりに入荷」とツィートするレベルである。しかもPモデルはまず見ない。 リコーはいわゆるファブレスでレンズを調達していたようで、RIKENONレンズの製造元は様々なようだが、この個体は富岡光学製と思われる。 富岡光学製だからなのかはよくわからないが、変な癖もなくよく写るレンズだと思う。 この個体はヤフオクにて入手。カメラ本体、標準レンズ(50㎜ F2)とセットでいずれも使用感のないきれいなものだったが格安だった。 めったに出ないが、安く手に入ればおすすめできるレンズです。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/32 #オールドレンズ #広角レンズ #リコー #富岡光学 #RIKENON_P_35㎜_F2.8
オールドレンズ RICHO 不明(多分数千円)gs151h
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ZUIKO AUTO-S 50mm F1.2
オリンパスのフラッグシップ標準レンズ。 F1.2の大口径にもかかわらず、49㎜径とコンパクト。 おかげで、最近流行のAFアダプタとの相性もいい。 1983年発売で、比較的設計が新しいせいもあり、開放から使いやすいと思うが、被写界深度は浅いのでピント位置は注意が必要。 高値安定のレンズだが、この個体は後ろ玉に傷(コート剥がれ?)があるため安価だった。 今のところ、後ろ玉の傷が原因と思われる問題は発生していないので、掘り出し物だったと思っている。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/26 #オールドレンズ #標準レンズ #オリンパス #ZUIKO_AUTOS_50㎜_F1.2
オールドレンズ オリンパス 20,000円代gs151h
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Distagon 2.8/28 MMJ
CONTAXの広角レンズ。 CONTAX初期には、ドイツ製のDistagon2/28がラインナップされていたが、中望遠レンズと見間違う長さと、高価な価格のため、廉価版として登場したのがこのレンズ。 最初から日本製で、一見すると平凡なスペックだが、最短撮影距離0.25mと、普通の28㎜レンズより寄れるので使いやすい。 Zeissらしく、発色がよくコントラストも良好なので、デジタル用にも活用しやすいレンズ。 CONTAX用レンズの入門にも最適だと思う。実は私もこのレンズからCONTAX沼に入りました(笑) このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/31 #オールドレンズ #広角レンズレンズ #CONTAX #Distagon_2.8/28_MMJ
オールドレンズ CONTAX 20,000円代gs151h
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TEFNON 28mm F2.8
小堀製作所のブランド、TEFNONの広角レンズ。 といってもご存じの方は50代以上の方かと。 小堀製作所はもともとキヤノンの協力会社だったようで、New FDの世代のいくつかの単焦点レンズは小堀製作所が供給していたともいわれています。 現在でもOEMでデジタルカメラ用のレンズを供給しているようで、ホームページもあります。 その小堀製作所は、1980年代、カメラ雑誌に、TEFNONブランドのズームレンズの広告が掲載していました。 このレンズは、ズームレンズとともに販売されていたもので、他のサードパーティメーカーと同様、複数マウントが準備されていたようです。 この個体はミノルタMDマウントになります。 また、このレンズのKマウント版は、PENTAXとRICHO、両方のプログラムAEに対応できるよう、電子接点を2系統持っているバージョンがあるようです。 しかも、OEMでRICHOに供給されるようになったため、RICHO銘のレンズであるにもかかわらず、PENTAXのプログラムAEで使えるという個体もあるとか。 なかなかユニークなレンズです。 写りのほうはなかなかシャープ。一説には、防犯カメラ用のレンズを転用したとの話もあるようです。 RICHOへのOEMバージョンは時々見かけますが、TEFNONブランドは意外と見かけません。 出ても安価なようで、この個体は新宿のラッキーカメラさんから取り寄せましたが、6,600円でした。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/27 #オールドレンズ #広角レンズ #TEFNON #小堀製作所 #TEFNON_28mm_F2.8
オールドレンズ 小堀製作所 6600円gs151h
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TAMRON 28mm F2.5(02B)
タムロンが1979年に発売した広角レンズ。 ユーザーが必要に応じてマウントを交換できる「アダプトール2」を採用しており、複数のマウント間で使いまわしができる。 スペックも、開放値がF2.8ではなく少し明るいF2.5、最短撮影距離は一般的な0.3mより寄れる0.25mと、純正品と差別化されている。 数も相応に出たようで、中古の流通も少なくない。安く手に入るのでアダプトールを交換して遊んでみるのも悪くない。 また、APS-C機につけて、42mm相当の画角で使うのもいいですね。 この個体は昔々のヤフオクで買ったもの。長いお付き合いです。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/23 #オールドレンズ #広角レンズ #タムロン #TAMRON_28mm_F2.5
オールドレンズ TAMRON 不明(多分数千円)gs151h
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XR RIKENON 28mm F2.8(富岡光学製)
リコーの広角レンズ。KマウントのためPENTAXなどの一眼レフに利用可能。 当時のリコーはレンズを自社生産していなかったようで、複数社からOEMで入っていた模様。 このレンズはヤシコンレンズの日本の生産拠点、「富岡光学」製と言われている。 いろいろと伝説の多い会社の製品だが、価格は安値安定、数千円で買えることが普通。 フルサイズの広角レンズとして使っても良し、APS-C機につけて標準レンズ的に使っても良しな一本です。 #オールドレンズ #広角レンズ #リコー #XR_RIKENON_28mm_F2.8
オールドレンズ RICHO 不明(多分数千円)gs151h
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Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S
ニコンの標準マクロレンズ。一昨年のニコンMFレンズディスコンまで残ったレンズ。 1979年発売、2020年まで販売されていたので41年間も販売されていたことになる。 一眼レフへの装着の用途の他、産業機器への装着例もあったのが長寿の要因だったようだ。 個人的にはフィルム時代から何度か買ったり手放したりを経験したレンズでもある。 今のレンズはごく最近手に入れたもの。それまで持っていた個体に大きな不満はなかったが、エコガラス使用、SIC(スーパーインテグレッドコート)仕様の後期モデルが格安だったため入れ替えた。 以前のものと比べて多少色のりがいいかなとは思いますが、描写に大きな差はないと思いますね。 ニコンらしくシャープなレンズですが、ボケも意外ときれいです。 少なくとも、マクロ域で二線ボケ等、汚いボケが気になったことはないですね。 以前掲載した Makro-Planar 2.8/60Cとともに、信頼のおけるマクロレンズだと思います。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/18 #オールドレンズ #マクロレンズ #ニコン #Ai_Micro_Nikkor_55mm_F2.8S
オールドレンズ Nikon 10,000円位gs151h
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Ai Nikkor 105mm F1.8S
ニコンの中望遠レンズ。1981年に発売された。 ニコンは伝統的に105mmをラインナップしており、特に開放値F2.5はレンジファインダー時代に端を発し、光学系を変えながら、50年以上にわたりニコンFマウントレンズを代表する中望遠レンズだった。 それに対しこのF1.8は、AF化の波もあり、わずか12年ほどでディスコンされたこともあり、やや影が薄い。 しかし、描写はF2.5以上のものがあると思う。きれいなボケ、柔らかなトーン、それでいてピント面はシャープ。カリカリになりすぎず、柔らかさを感じる描写は現代の「開放からシャープでカリカリ」なレンズとは一線を画す描写。F2.5とあえて使い分ける価値はあると思います。 ファットなシェイプ、ねっとりとしたヘリコイドの動きも良いですね。 それなりのお値段はついていますが、他社の同級レンズと比べても割安だと思います。もう少し、見直されてもいいレンズだと思います。 このレンズを使った作例はこちら https://muuseo.com/gs151h/diaries/16 #オールドレンズ #望遠レンズ #ニコン #Ai_Nikkor_105mm_F1.8S
オールドレンズ Nikon 40,000円ぐらいgs151h
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New FD 135mm F3.5
1979年に発売されたCANONの望遠レンズ。FDレンズ時代には普及型望遠レンズとして一世を風靡した135mm F3.5だが、NewFDの世代になると、ズームレンズにとってかわられるようになったため、少々影の薄いレンズ。中古市場でも、FDレンズの135mm F3.5はよく見かけるが、NewFDはあまり見ない。普通によく写るレンズです。 #オールドレンズ #New_FD_135mm_F3.5
オールドレンズ CANON 不明(多分数千円)gs151h
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Ai Nikkor 50mm F1.8S
1980年に登場した廉価版標準レンズ。 長らくニコンの廉価版標準レンズであった50㎜ F2の後継として誕生した「Ai Nikkor 50mm F1.8」の光学系はそのままに、絞り周りをプログラムAE対応にするとともに、鏡筒を短縮化、「パンケーキレンズ」と言ってもいい外観に仕上がっている。 それでいて最短撮影距離は45㎝(国内版、海外版は60㎝)とテーブルフォトにも使いやすいレンズ。 ニッコールらしく、シャープな印象のレンズだが、開放ではソフト。オールドレンズ入門用としてもおススメだが、最近は価格が高騰しているようである。 この光学系はその後、AFAiニッコール、AFAiDニッコールにも引き継がれているので、AFで使いたい方はそちらをセレクトするのもよいかと思う。 #オールドレンズ #標準レンズ #ニコン #Ai_Nikkor_50㎜_F1.8S
オールドレンズ Nikon 10,000円位gs151h