vinyl Ringo Starr - EP3

0

ここ最近リンゴスター はマキシシングル的なミニアルバム的なモノを連続でリリースしてる。特にアナログ盤は10インチという微妙なサイズ。今回は45回転でしたが前作は331/3。音質に拘りました!って訳でも無さそう。両面2曲づつ4曲入りなのだが、ひっくり返すの面倒になってかけっぱなしにしてたらなんかどんどん良くなって来た。Paulの曲は最初に聴いた時からメロディがすんなり入って来て好きな曲はすぐに好きになるのだが、リンゴの最近の作品にはそう言う感じはなかった。昔のアルバムには元ビートルズのメンバーが曲提供してたりレコーディングに参加してたからかな?とも思ったけど、違ったかも。このレコード聴きまくってみたら聞こえ方がどんどん変わる。昔子供の頃はレコード1枚手に入れるとカセットテープに落として何度も繰り返し聴いていた。次々買ってまだ聴いてないなんて状況じゃなかったから一作一作聴き倒してた。サブスクでいろんなものを浴びる様に聴くってのもアリだとは思うが、買って来たレコードを擦り切れるまで聴くみたいなのも幸せかもしれないなとちょっと思った。

少しはこのレコードの事も触れよう。
オールスターバンドでも活躍してるスティーブ・ルカサーが指導権を握るなんてレココレのレビューには書いてあるけど、クレジット見てもプロデューサーの記載は見当たらずよく分からない。production manager にはMichael Horie と言う名前があるのだがよく分からん。(一応海外版のWikipediaにはRingo Starr Bruce Sugar Linda Perryと連名での記載がありました。)
スティーブ・ルカサーは書くまでもなくTOTOのメンバーで、最近のオールスターバンドのライブではロザーナなんて演ったりもする。80年代、あんまり興味なかったんだが、FM東京でオンエアされたジェフ・ベック、サンタナ、スティーブ・ルカサーの軽井沢でのジョイントライブをエアチェックしてよく聴いてたが、ルカサーのギターだけ輪郭がボヤけてレジェンド2人には全く及ばないなぁ、なんて印象持ってたが、このレコードの一曲目ではジェフ・ベックみたいな格好良いギターが聞こえて来て感慨深い。彼ももはやレジェンドと言っても差し支えないが、その彼がリンゴのツアーバンドの番頭みたいな事になってるのもなんかとても良い。以前、スタジオアルバムとツアーバンドは全く別物だった時代もあったが、レコーディングもツアーも一緒っていいよね、なんか。

Side One
1.World Go Round
2.Everyone and Everything

Side Two
1.Let's Be Friends
2.Free Your Soul (feat. Dave Koz and José Antonio Rodriguez)

#ringo_starr
#2022

Default