UV TOPCOR 50mm F2 清掃してみよう!!
初版 2021/09/20 01:09
改訂 2021/09/20 17:17
UV TOPCORのレンズは、他では見ない特殊な絞り形式で、外側の爪がレンズ絞りリングと連動する爪で、絞りリングが回転浮遊式で、中側の爪はレンズの絞りバネのガイドレールを動かす爪です。
赤丸の部分
2重構造になっている。
試しに爪楊枝で、外側の爪を上方向(右方向に移動)すると中側の爪も一緒に移動するはずです。実は、一緒に移動してはいけないのです。
何故この様な複雑な構造にしたのかは不明ですが、シャッター切ったときの絞りのショックの低減だろうと推測しています。
無限大の状態で、本体を持って、飛び出しているレンズだけを左に回せば、簡単にレンズが外れるはずです。
固くて回らない時は、輪ゴムを付ければ回るはずです。
爪楊枝2本を持って、内側の爪を押さえながら、外側の爪を回せば絞り羽根が出てくるはずです。
左手で絞り羽根を、出した状態で、無水アルコールまたは、燃料用アルコールを綿棒に浸して、羽根が右回りに付いているので、綿棒を左回しで羽根を拭いていきます。(右回しで拭かないこと、羽根に引っかかって羽根が損傷する恐れがあります。)
何十回と綿棒を替えながら清掃したら、押さえている爪がスプリングの力で戻ると思います。
外側の爪だけをまわして中側の爪が一緒回らなくなるまで、何10回か同じ作業をすると、内側の爪が一緒に回らなくなるはずです。
最後に中間絞りの状態でも、油汚れが無いかチェックして無ければ、清掃は完了です。
絞り羽根を全開にして、前郡レンズに垂れたアルコールを拭き取って、外した後群レンズを取り付けて完成です。
無事にマウントアダプターで、絞りが動くようになるでしょう ………
レンズ清掃、金1万円浮きました。
さあ~ 次のレンズ沼へ ………
#お手入れ
#カスタムレンズ
#コレクションログ
Fortune Lens
デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。
リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
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logger
2021/09/20懇切丁寧な説明をありがとうございました。さっそくやってみます。
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logger
2021/09/20 - 編集済みおかげ様で絞り効くようになりました。更なる沼の深みへ一歩前進です。ありがとうございました。
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Fortune Lens
2021/09/20良かったね!!
レンズ沼に、ようこそ!!
ジャンクレンズ、
治したくなったでしょう ………
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