見上げてみよう夜の星を ……… オリオン座流星群

初版 2021/10/22 22:07

改訂 2021/10/23 01:32

昨日、10月21日はオリオン座流星群の活動が極大日でした。極大時刻は21時頃で、翌22日の明け方にかけてが最大の見頃と予測されていましたがあいにくの雨。

夏のペルセウス座流星群も駄目でしたが、今回も雨にたたれました。


母天体はハレー彗星で、軌道上で彗星がまき散らしたダスト(チリ)の帯が地球の大気に飛び込んで、ダストの粒々が地球大気の中で発光して流れ星となります。

ハレー彗星は、地球から肉眼で見える唯一の周期彗星として知られており、古くより世界中で多くの文献に記録が残されています。前回の回帰は1986年2月、公転周期が約75.3年なので、次回は40年後の2061年夏に出現すると予測されています。

1986年2月の時は、富士山麓まで出掛けて撮影したものです。


モノ日記なので、今回流星は見られませんでしたが、手軽に見られるアイテムの紹介です。

望遠鏡型の本体をのぞき込むと、その方向の星空が液晶画面に映し出されるハイテクなサイエンストイ、おもちゃですが良く出来ています。


      HYPER TELESCOPE~天体図鑑~


3軸磁気方向センサーと3軸加速度センサーを搭載。本体を観測したい方角に向けると、その向きや動きを計測して液晶画面の星空が動く。つまり、画面に映し出される天体は、実際にその方角にあるもの。望遠鏡を足元に向ければ、地球を突き抜けて南半球の星空が見える。


観測地点(ユーザーの位置)は、地球上のあらゆる場所に設定できる。メニューの地図から各都道府県や世界中の主要都市(プリセット)を選択できるほか、緯度と経度を指定することで、普段は行くことのできない“海の上”や“極地”でも天体観測が行える。星空のデータは、1900年から2100年までの約200年分を収録。日時指定により、過去や未来の星空でも観測できる。「自分の生まれた場所を指定して、生まれた日時の星空を見るなど、さまざまな夜空が楽しめます」


収録した天体の数は9416個。通常は画面を動かす都合もあり、表示できる星は約1000個となるが、観測したい方角に向けて「撮影ボタン」を押すと、収録データをフル活用した美しいグラフィックを写真として保存できる。写真は内蔵メモリに50枚まで保存可能だ。また、恒星や星座、星雲、流星群など300種類以上の天体に写真やイラスト付きの解説を用意されている。製品のメインターゲットは小学生以上の子供向けだが、星座を探すのに、簡単に見つけられるから、写真撮影の小道具としては、最高のアイテムです。


冬の大三角形を入れて、撮影する予定でしたが ………


撮影出来れば、こんな感じだったかも知れません。(CG作成)


流星群撮影は、来年の1月のしぶんぎ座流星群までお預けです。




#天体写真

#宇宙

#2021

デジタルカメラで、フィルムカメラの魅力を伝えられたらと思います。
フィルムカメラのレンズを、デジタルカメラでも使えるようにクラフトしています。

リンク先掲載を、ミューゼオ運営様に掲載確認をし、問題がないとのことなので掲載させて頂きました。
ミューゼオで来館されて気になるカメラを、出品してるかも知れないので、お暇なとき立ち寄って見て下さい。

https://www.mercari.com/jp/u/708520704/

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    塚原ユズル

    2021/10/23 - 編集済み

    これは面白そうなアイテムですね!
    オリオン座はベルトの三連星のおかげで見つけやすく、我が家の庭からもよく見えるので馴染み深い星座です。

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      Fortune Lens

      2021/10/23 - 編集済み

      磁気センサーと加速度センサーの威力は絶大です。
      M78星雲、ウルトラマンの星も解説付きで載っています。
      今回のオリオン座の直ぐそばに、M78星雲があります。
      BGMにウルトラマンの主題歌は流れませんでしたが、オルゴールのBGMを聞きながら、秋の夜長を星を眺めて過ごすのも乙なものです。

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