Mayhem『Dawn Of The Black Hearts』Tシャツその①

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血塗られた因縁で呪われたノルウェー・ブラックメタルバンド、メイヘムの非オフィシャルTシャツ。

日頃から自殺願望を仄めかしていたと言われるボーカルのデッドが自殺。第一発見者のユーロニモスが自宅からカメラを取りに自宅へ戻り、再び現場を訪れて遺体を撮影した事を周囲に自慢していたとか。あまりに常軌を逸した行動に、ネクロブッチャー他メンバー達との溝が深まる。
そのユーロニモス本人も、兼ねてから対立関係にあったバーザムのヴァーグに殺害され、ヴァーグは実刑。

その後コロンビアのレーベルからリリースされた世にも劣悪な音質のブート『Dawn Of The black Hearts』のジャケットに使用される。
一体どういう経緯で遺体写真が流出したのか、誰が外部へ写真を持ち出したのか等、未だに謎は多い。

メンバーは、親友デッドの遺体が使用されたブートの存在を一切認めていないので、オフィシャルでこのジャケをプリントしたTシャツは有り得ない訳です。
にも関わらず、音源とTシャツが、世界の何処ぞの偏執的マニアによって今だに量産され続けており、メンバーは頭を抱えているのが現状のようです。

このTシャツに限って言えば、プリントは雑でピンボケ、バンドロゴは小さいし、音源同様に粗悪品。
これを入手した際、個人的にも釈然としなかったので更に探す地獄旅が始まってしまうのでした(その②へ続く)。

#90年代#デスメタル#ブラックメタル#ロックTシャツ#ノルウェー#極悪#殺人事件#グロテクス

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