現代史出版会 徳間書店 村松友視のプロレス塾

0

一九八二年八月三十一日 [第一刷]
一九八二年十二月十日 [第六刷]
発行所―現代史出版会
発売―徳間書店

昭和57年(1982年)に現代史出版会より刊行された「村松友視のプロレス塾」です。
'80年代初頭のプロレスブームの最中に「私、プロレスの味方です」を始めとする“プロレス3部作”である意味、アントニオ猪木や初代タイガーマスクと並ぶブームの顔となっていた村松氏が、様々な雑誌で発表したエッセイなどを一冊にまとめた本です。ファッション雑誌「ポパイ」で連載された「村松友視のプロレス塾」、漫画雑誌「漫画サンデー」で連載された「わたしプロレス党」、月刊プロレス誌「ビッグレスラー」に掲載された上田馬之助との対談「戦慄を売る“まだら狼”<対談>上田馬之助+村松友視」、男性雑誌「カレッジ・プレス」に掲載された「村松友視のプロレス透視図」が収録されています。
基本的に“プロレス3部作”の延長線上にあるような内容で、ローラン・ボックの初来日やスタン・ハンセンの全日マット移籍など、昭和56年~57年にかけてのプロレス界の出来事が村松流で綴られています。個人的には“プロレスの味方”村松氏と“日本マット界に弓引くアウトサイダー”上田馬之助の異色の対談が面白かったですね。
それにしても今となっては、あの「ポパイ」がプロレスに関するエッセイを連載していた、という事実に驚くばかりです。

#プロレス #プロレス本 #村松友視 #現代史出版会 #徳間書店

Default