マスダヤ 猿人ラー(エンジンラー) スタンダードサイズ 当時物

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ゴリ博士に忠誠を誓う、元E惑星の軍人、ラー。
『宇宙猿人ゴリ』放映以前に制作されたパイロット版では、このラーこそが宇宙猿人ゴリとして描かれていましたが、放映に際してテレビ局サイドからの要望で、ゴリを知的な科学者キャラクターとして新たに作り、それまでゴリだったキャラクターをゴリの部下・ラーに変更したという経緯があります。
ゴリ博士がエリート意識の強い独裁者なのに対し、ラーは力自慢の粗暴なキャラクター、しかし上司であるゴリ博士に逆らえずに愚痴をこぼしたり、またある時は地球人の女性に好意を持ったりと、人間臭く描かれているのが良かったですね。
スーツアクターは、スペクトルマンと二役になる上西弘次氏。声も氏が担当しており、遠矢孝信氏演じるゴリ博士との掛け合いが最高でした。

マスダヤの猿人ラー(足裏表記はエンジンラー)。
粗野な顔つきに、肩をいからせた独特のポージング...、この如何にも大味でマンガチックなデフォルメが、ラーというキャラクターに良く合っていますね。
プロテクター部分がキッチリ青で彩色されているタイプと、シルバーで吹き付け塗装されているタイプの2種類があり、前者がラー1号、後者が2号という説もありますが、個人的にはキッチリ青で彩色されているタイプが最初で、次にシルバー吹き付けで簡略化されたのかな、という気がします。

#宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #マスダヤ #ピー・プロ #ソフビ #怪獣

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