栄光社　東映まんがまつり（昭和48年夏）名場面第2集　当時物

株式会社栄光社発行

昭和48年（1973年）7月18日に公開された「東映まんがまつり」の絵本形式のパンフレットです。
ラインナップは、『仮面ライダーV3対デストロン怪人』『マジンガーZ対デビルマン』『キカイダー01』『ロボット刑事』『バビル2世 赤ちゃんは超能力者』『魔法使いサリー』の6本立て。
仮面ライダーV3とマジンガーZ、当時の二大人気ヒーロー番組の劇場版新作がラインナップされた伝説的な興行ですね。『仮面ライダーV3対デストロン怪人』は仮面ライダーシリーズとしては3作目となる劇場版で、劇場版オリジナルの怪人タイホウバッファローの登場や、テレビシリーズ第2話で生死が不明となっていた仮面ライダー1号・2号が再登場するなど、前作・前々作同様、イベント要素がたっぷりの作品でした。
『マジンガーZ対デビルマン』は東映動画（現：東映アニメーション）による「永井豪とダイナミックプロ」の異なる番組のヒーロー競演路線に先鞭をつけたエポックメイキングな作品。この路線は大いに受け、その後、『マジンガーZ対暗黒大将軍』『グレートマジンガー対ゲッターロボ』『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』『UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー』『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦！大海獣』が製作され、昭和40年代後半から昭和50年代初めにかけての「東映まんがまつり」の目玉タイトルとなりました。
『キカイダー01』はテレビシリーズ第1話、『ロボット刑事』はテレビシリーズ第1～12話の再編集版、『バビル2世 赤ちゃんは超能力者』はテレビシリーズ第21話、『魔法使いサリー』はテレビシリーズ第89話の、それぞれブローアップ版の上映でした。

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