183系0番台

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1972年7月15日の総武本線(快速線)東京~錦糸町間開業ならびに房総東線蘇我~安房鴨川間電化完成により総武本線・房総東線(現・外房線)・房総西線(現・内房線)で運転されていた急行列車の一部を特急列車に格上げするとともに地下区間となる総武快速線に対応させることから、当時の運輸省通達「電車の火災事故対策について(鉄運第81号)」で定められたA-A基準を採用、さらに波動輸送への対応も考慮して製造されました。制御車のクハ183形はクハネ581形・クハネ583形・クハ481形200番台・クハ381形0番台と同様な貫通扉を設置した他、末端区間で普通列車としての運用を考慮したため、普通車の客用扉は1車両あたり片側2か所となっています。

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