EF70 1000番台

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1968年10月1日のダイヤ改正で20系客車により運転されていた寝台特急列車は、ASブレーキに中継弁等を付与したAREB増圧装置付き電磁指令式自動空気ブレーキへの改造を施工し110km/h運転対応されることになりました。日本海縦貫線においても在来急行格上げで20系寝台特急「日本海」が設定されたことからその牽引に充当される本形式にも対応する改造を松任工場(現・金沢総合車両所)で7両に施工しました。しかし1974年以降はEF81形に特急牽引の役目を譲り基本番台と共通運用に就くようになりましたが、運用効率の悪さから不遇を託ち1000番台や九州転属車を含めて1987年の国鉄分割民営化前に全機が除籍・廃車となりました。

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