ED75 0番台(前期型)

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1963年に常磐線が平駅(現・いわき駅)まで交流電化開業するのに伴い、それまでのED71形の後継機種として広汎な運用に供するため汎用性を重視して設計されました。特急列車から一般貨物列車まで幅広く運用されましたが、1980年代以降はEF81形の運用拡大、夜行客車列車や貨物列車の削減、普通客車列車の電車化・気動車化などによって運用が減少し、JR移行時には初期車を中心に大量の廃車が発生。その直後、廃車となった一部の車両が日本貨物鉄道(JR貨物)の輸送量増大に対応するため車籍を復活して運用に就くもその後はEH500形の増備によって淘汰が進み、2012年6月までに全て廃車となりました。

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