日本専売公社 証票 1957年版

0

刷色が美しい。

Default
  • Tyranosaurus rex

    shirotanino

    2022/11/26 - 編集済み

    永らくハイライトの封緘紙として使用されてきましたので、煙趣(私のようなたばこパッケージ収集)の人々も「ハイライト型」と呼んでますが、正しくはハイライトの発売である1960年6月以前から使用されています。戦後発売されたたばこで、「いかにも証紙風」の封緘紙が使用されたのはこのハイライトまでです。
    1955年11月15日発売の「パール」から封緘紙が使用されましたが、これは一段階古く、この新形式証票ではじめて発売されたのは、1957年8月発売の「みどり」からです。
    1957年8月 みどり
    1960年5月 スリーエー
    1960年8月 ハイライト の順で使用されています。
    「みどり」より古い「パール」「いこい」は先にも述べたよう、新発売時は古いタイプの封緘紙で、変更時期が不明です。「ハイライト」の次に封緘紙が使用されたのは「ロングホープ」ですが(1963年)、この時から商品デザインを前面に押し出す封緘紙となりました。(商品陳列上、目視によって商品の区別をしやすくする目的もあったのでしょうか)

    返信する
    • File

      印紙類蒐集館

      2022/11/26

      やはりこの類の話は非常にお詳しいですね。勉強になります。そうするとこの証票は1957年版としておくのが正しいのでしょうか。
      日本印紙類図鑑では煙草の証票・封緘紙について詳しく書かれているのですが、複雑で分類が難しいです...

      返信する