1858 Russia 矢印のある切手

アレクサンドル2世の時代（1855-1881）のロシアで発行された最初の切手たちは、皇帝の紋章の下にポスト・ホルンと矢印を組み合わせた郵便事業のロゴが描かれていて、これが、今持っている切手の中で矢印が確認される最初のデザインです。矢印は上下に4本のびていて、7枚目の4k切手では、立体的に描かれたホルンから出る矢印は電撃ジグザグです。

矢印は、いろいろなバージョンを経ても消えることなく、1922年に発行されたソ連の加刷切手でもまだ片鱗が見えました。

発行国：ロシア
発行時期：1958年（最初のデザイン）
図案：皇帝の紋章と郵便マーク
印刷方法：凸版印刷 letterpress
製作者：design: F. M. Kepler

1枚目と同じデザインが1858年に最初に発行されたのでその年で記載しますが、ここで紹介している8枚の実際の発行年は以下の通りです。

1) 14k / ブルーの枠にローズの楕円：1902年
2) 25k / グリーンの枠にグレーの楕円：1905年
3) 3k / 赤一色：1889年
4) 25k / 黄緑と茶の枠に黄緑の楕円：1917年
5) 20k / ブルーの枠に赤の楕円：1904年
6) 50k / ボルドーの枠に緑の楕円：1904年
7) 4k / 赤一色にジグザグ矢印：1912年
8) 15k / プラムの枠にブルーの楕円＋共産主義マークと200pの加刷：1922年

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