幸村外伝EPSODE-0

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慶長二十年五月六日、大坂城の外堀、内堀を埋められたため、大坂方は真田幸村を中心に、国分の隘路と八尾若江の低湿地帯で関東方の先鋒を叩くべく、野外決戦を求めて大坂城を出陣していった。

これはシミュレーションジャーナル社が発売した「ゲームジャーナル誌」71号の付録ゲームです。本誌中にはリプレイや戦史概説など関連記事が併せて28ページほどあります。本作は『幸村外伝』と同一のシステムを使用して、大坂夏の陣の天王寺の戦い前日の「道明寺合戦」と「八尾・若江合戦」を再現するゲームです。
マップはハーフサイズ2枚で、各戦場に1枚ずつのコンパクトなゲームですが、両方を連結させるシナリオもあります。大坂方は少数精鋭で大軍の関東方と戦うのは『幸村外伝』と同じですが、単発のシナリオでは両軍とも移動制限が大きくて、機動の妙を競うような展開にはなりにくいのが残念です。

#大坂夏の陣 #真田幸村

ターンスケール: 1ターン=約1時間
マップスケール: 明記無し
ユニットスケール: 1コマ=150~300人

https://muuseo.com/Sin_Oga/items/96

幸村外伝
慶長二十年五月七日、豊臣家再興を願う真田幸村を中心とする大坂方は、天下を我が物にせんとする徳川家康率いる関東方に対し、大坂天王寺において最後の決戦を挑んだ。 このゲームは、戦国時代の総決算ともいうべき「大坂夏の陣」のクライマックス・天王寺の戦いを再現しようとするシミュレーションゲームです。その内容は、正史もさることながら、講談の世界の雰囲気をも味わうことができます。 本作はアド・テクノスの開発でツクダホビーから発売されました。真田幸村(信繫にあらず)と真田十勇士が大活躍する、講談的マンガ的な大坂夏の陣の合戦ゲームです。 豊臣方は徳川方の三分の一程度の戦力ですが、個々の戦闘力は(特に幸村は桁違いに)強く、当たるを幸い徳川方をなぎ倒して突進していきます。それでも多勢に無勢、いつかは力尽きてしまうその前に家康を倒せるのか?という展開です(大抵は届きません)。 エキサイティングではありますが、配置の決まっている合戦ゲームであり、敵に接触すると移動不能なので、部隊機動の余地はほとんどなくサイコロ運次第になりがちなことも否めません。 2016年にシミュレーションジャーナル社からゲームジャーナル別冊7号として再発売されました。 #真田幸村 #真田十勇士 ターンスケール: 不明 マップスケール: 不明 ユニットスケール: 1コマ=150~300人
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/96

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