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激闘!ロンメル&マッカーサー
これはシミュレーションジャーナル社が発売した「ゲームジャーナル誌」88号の付録ゲームです。北アフリカ戦最後の戦いとなったチュニジア戦役を扱う『激闘!ロンメル軍集団』と、朝鮮戦争における1950年の北側の攻勢期を扱う『激闘!マッカーサー国連軍』との2in1となっています。本誌中には戦史概説など関連記事が併せて24ページほどあります。 どちらもゲームジャーナルではお馴染みの「激闘!軍集団」システムを使用した、いわゆるチットドリブン制のゲームです。各ゲームともハーフサイズマップ1枚ずつで、部隊コマも100個たらずと非常にコンパクトなゲームです。朝鮮戦争ゲームは割合と大型のものが多く、初年度だけとはいえ全体を手軽にプレイできる貴重な一品ではあります。 #ロンメル #朝鮮戦争 ターンスケール: 1ターン=半月 マップスケール: 1ヘクス=20㎞ ユニットスケール: 1コマ=師団
松田大秀 作戦級 ゲームジャーナル誌付録 WWⅡ欧州北アフリカ戦線/朝鮮戦争Sin Oga
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幸村外伝EPSODE-0
慶長二十年五月六日、大坂城の外堀、内堀を埋められたため、大坂方は真田幸村を中心に、国分の隘路と八尾若江の低湿地帯で関東方の先鋒を叩くべく、野外決戦を求めて大坂城を出陣していった。 これはシミュレーションジャーナル社が発売した「ゲームジャーナル誌」71号の付録ゲームです。本誌中にはリプレイや戦史概説など関連記事が併せて28ページほどあります。本作は『幸村外伝』と同一のシステムを使用して、大坂夏の陣の天王寺の戦い前日の「道明寺合戦」と「八尾・若江合戦」を再現するゲームです。 マップはハーフサイズ2枚で、各戦場に1枚ずつのコンパクトなゲームですが、両方を連結させるシナリオもあります。大坂方は少数精鋭で大軍の関東方と戦うのは『幸村外伝』と同じですが、単発のシナリオでは両軍とも移動制限が大きくて、機動の妙を競うような展開にはなりにくいのが残念です。 #大坂夏の陣 #真田幸村 ターンスケール: 1ターン=約1時間 マップスケール: 明記無し ユニットスケール: 1コマ=150~300人 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/96
松田大秀 合戦級 ゲームジャーナル誌付録 日本戦国時代の合戦Sin Oga
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激闘関ヶ原
今を去ること400余年、慶長五年九月十五日、豊臣・徳川両軍あわせて10数万の大軍が美濃の小盆地で激突した。世に言う天下分け目の決戦・関ヶ原の合戦である。 本作はかつてツクダホビーから発売された同名ゲームの再出版品です。同社の『幸村外伝』と同一のシステムを使用して、シンプルなルールで関ヶ原の大合戦を再現するゲームです。 マップはフルサイズ1枚とハーフサイズ1枚、コマは総数700個を超えるビッグゲームで、再出版は無理と思われたのですが、先に再出版された『幸村外伝』の好調と大河ドラマの後押しもあってゲームジャーナル別冊として発売されました。 同じシステムとはいえ講談的マンガ的な『幸村外伝』とは違い、両軍の戦闘力に大きな差がないので展開に派手さはありません。そのためか、小早川らの寝返りがないとか、毛利輝元や豊臣秀頼の出陣、徳川秀忠の到着などといった様々なバリアントシナリオが収録されています。 #関ヶ原の戦い #どうする家康 ターンスケール: 1ターン=約30分 マップスケール: 明記無し ユニットスケール: 1コマ=300~400人 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/96 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/72
松田大秀 合戦級 ゲームジャーナル別冊 日本戦国時代の合戦Sin Oga
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孔明北伐
このゲームは、孔明の北伐を題材にした戦略級ゲームです。2人のプレイヤーは孔明と仲達となり、国の存亡をかけて戦います。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」6号の付録ゲームです。同じデザイナーの『五虎三国志』との2in1でした。誌面中、あれこれ合わせて34ページほどが両ゲームの関連記事になります。 イベントカードを使用するエリア制のゲームです。ルールの難しいゲームではありませんが、三国志らしさを出すための細かいルールが多いので要注意です。ルール的なことより三国志をインストできる人とプレイした方がずっと楽しいでしょう。 三国志門外漢の自分にはちゃんとした評価ができないです。 #諸葛亮孔明 #三国志 ターンスケール: 1ターン=1年 マップスケール: エリア制 ユニットスケール: 1コマ=約5000人(リーダー有)
山口宗春 戦略級 ゲームジャーナル誌付録 三国志Sin Oga
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五虎三国志Ⅱ
このゲームは、7人のプレイヤーが三国志の英雄となり、中国統一を目指すゲームです。設定は官渡の戦いの前後になっています。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」6号の付録ゲームです。同じデザイナーの『孔明北伐』との2in1でした。誌面中、あれこれ合わせて34ページほどが両ゲームの関連記事になります。 かつて翔企画から発売されたSSシリーズ『五虎三国志』の発展版ゲームです。発展版とはいえルールは実質B5判4ページしかない簡単なゲームです。5人未満の人数でもプレイできますが、5人以上(できれば7人)でのプレイが推奨されています。 自分は「正史」も「演義」も「吉川英治版」も「横山光輝版」もちゃんと読んだことのない三国志門外漢ですが、このゲームでの登場人物や国名くらいならなんとか付いていけます。バランスがいいとは言い難いけれど一般受けの狙えるゲームではないでしょうか。 #呂布奉先 #三国志 ターンスケール: 1ターン=アブストラクト マップスケール: エリア制 ユニットスケール: 1戦力=アブストラクト(リーダー有)
山口宗春 マルチP戦略級 ゲームジャーナル誌付録 三国志Sin Oga
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英仏百年戦争
このゲームは1337年に始まり1453年に終わった「百年戦争」を戦略規模で再現した2人用ゲームです。プレイヤーはイングランド王国、或いはフランス王国を指揮し、互いに大ブリテン島および欧州西部の支配確立を目指します。勝利の判定は主として「地域」の支配によって競われることとなります。そのためには敵を出し抜く機動を行い、大勢の武将たちを使いこなさなければならないのです。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」8号の付録ゲームです。ほぼ同じシステムを使用する『甲越軍記』との2in1でした。誌面中、18ページほどが本作の関連記事になります。 百年戦争はアザンクールなど単発の合戦ゲームなら少ないながらも昔からありましたが、戦争全体を通して見るゲームはその期間の長さも相まってほぼありませんでした。本作はその貴重な一作です(国産では唯一でしょう)。 なにせスパンの長いゲームなので、武将たちも次々に現れては次々に退場していきます。兵隊は武将に付くので、武将が寿命で退場すると兵隊も大軍でごっそり消えることがあります。そのあたりの見極めもこのゲームの面白いポイントの一つです。 マップは地名だけでなく周囲のチャートやサマリーも英語表記です。凝り過ぎですね。 本作はMMP社から『Warriors of God』のタイトルで箱入りの英語版が2008年に発売され、2008年度のチャールズロバーツ賞プレナポレオニック部門を受賞しています。 #ジャンヌ・ダルク #百年戦争 ターンスケール: 1ターン=10年 マップスケール: エリア制 ユニットスケール: 1戦力=数百人~千人(リーダー有)
山口宗春 戦略級 ゲームジャーナル誌付録 百年戦争Sin Oga
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甲越軍記
本作は天文十年から元亀元年にかけて、甲斐の武田晴信と越後の長尾景虎の二大戦国大名間で戦われた信濃争奪戦、所謂「川中島合戦」を戦略規模で再現した2人用ボードゲームです。プレイヤーは甲斐武田家、或いは越後長尾家を指揮し、互いに甲斐、越後、信濃の支配確立を目指します。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」8号の付録ゲームです。ほぼ同じシステムを使用する『英仏百年戦争1337~1453』との2in1でした。誌面中、24ページほどが本作の関連記事になります。 マップもコマもカラフルなのですが、本作に限らずゲームジャーナル誌付録ゲームは文字が小さく、しかも地色と文字色が同系色のこともままあって見づらい事が多いのは困ったものです(本作は特に)。 #信玄対謙信 #川中島 ターンスケール: 1ターン=3年 マップスケール: エリア制(およそ郡単位) ユニットスケール: 1コマ=武士団(百~数百人)、リーダー有
山口宗春 戦略級 ゲームジャーナル誌付録 日本戦国時代の合戦Sin Oga
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幻のレイテ湾海戦 Japanese Lost Victory
このゲームは、1944年10月24日から25日に頂点に達したレイテ湾海戦で、両軍の主力艦隊が激突した可能性を追求します。当時起こり得た状況を再現したいくつかのシナリオが付属します。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」11号の付録ゲームです。『捷一号作戦』との2in1でした。誌面中、両ゲーム合わせてあれこれ関連記事が34ページほどあります。 結局は発生しなかった戦艦同士の砲撃戦を再現しようというゲームで、仮想戦シナリオ3本が入っています。もちろんシナリオに拘らず様々な状況で自由に対戦することもできます。 自分は水上艦同士の砲撃戦にはとんと興味がないので、プレイした覚えがありません。 #栗田艦隊 #戦艦大和 ターンスケール: 1ターン=約9分 マップスケール: 1ヘクス=約2500メートル ユニットスケール: 1コマ=戦艦1隻、巡洋艦2隻、駆逐艦3~5隻
松田大秀 戦術級 ゲームジャーナル誌付録 WWⅡ太平洋の艦隊砲撃戦Sin Oga
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捷一号作戦 LEYTE GULF NAVAL CHESS GAME
『捷一号作戦』は、太平洋戦争で決定的な攻勢となった1944年のレイテ湾海戦をシミュレートしたプレイアブルな海空作戦ゲームです。連合軍プレイヤーは大日本帝国の息の根を止めるべく、帝国の生命線である東シナ海の海上交通を扼するフィリピン・台湾地域への上陸を、日本軍プレイヤーはその阻止を目指します。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」11号の付録ゲームです。『幻のレイテ湾海戦』との2in1でした。誌面中、両ゲーム合わせてあれこれ関連記事が34ページほどあります。 レイテ湾だけでなくリンガエン湾や台湾への上陸作戦も可能なのは小さなゲームにしては意欲的です。 #レイテ湾海戦 #フィリピンの戦い ターンスケール: 1ターン=1日 マップスケール: 不明 ユニットスケール: 1コマ=艦艇グループ、航空隊
松田大秀 作戦級 ゲームジャーナル誌付録 WWⅡ太平洋東南アジア戦線Sin Oga
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旅順港強襲 Storm over Port Arthur
このゲームは1904年8月から12月まで戦われた旅順要塞攻略戦を再現したボードシミュレーションゲームです。日本軍プレイヤーとロシア軍プレイヤーの二人によって5ターン終了までの勝敗を競います。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」10号の付録ゲームです。誌面中、あれこれ合わせて関連記事が50ページほどあります。 ゲームのシステムはAH社の『Storm over Arnhem』のものを流用しています。時間・距離のスケールとシステムが合っているのかよくわかりません。ロシア軍の守り方が難しかったような気がするけれど、よく覚えていないです。 #二〇三高地 #28センチ砲 ターンスケール: 1ターン=1ヶ月 マップスケール: エリア制 ユニットスケール: 1コマ=大隊
山口宗春 作戦級 ゲームジャーナル誌付録 日露戦争Sin Oga
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決戦!ガダルカナル!
このゲームは太平洋戦争最大のターニングポイントとなったガダルカナル島をめぐる日米両軍の死闘を再現するシミュレーションゲームです。ゲームはアメリカ軍の上陸作戦がおこなわれた1942年8月から、11月までの4ヶ月間を扱います。プレイヤーは日本軍とアメリカ軍をそれぞれ受け持ち、陸海空三軍を指揮してガダルカナル島の占領を目指します。 これは株式会社シミュレーションジャーナルが発売した「ゲームジャーナル誌」3号の付録ゲームです。誌面中、あれこれ合わせて関連記事が30ページほどあります。元々は株式会社翔企画より「SSシリーズ」の一作として発売されたものを、コンポーネントなど大幅に改訂しています。 戦略目標はマップ中央のガダルカナル島一択というシンプルさですが、戦力投入のタイミングが結果を分けることになり、単なるサイコロの振り合いではありません。 #ガダルカナル島 #付録ゲーム ターンスケール: 1ターン=10日 マップスケール: エリア制 ユニットスケール: 1コマ=大型艦1隻、駆逐艦1戦隊、飛行隊、陸軍連隊
松田大秀 戦役級 ゲームジャーナル誌付録 WWⅡ太平洋東南アジア戦線Sin Oga
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イラク戦争2003 フセイン最後の賭け
イラク戦争は3週間というごく短期でアメリカ軍の圧勝に終わりました。アメリカ軍の圧倒的軍事力から当然視もされる結果ですが、はたしてそれだけなのでしょうか?イラク軍には戦争目的を達成するチャンスは無かったのでしょうか? 戦争の終結からわずか数ヶ月で発売されたイラク戦争のゲームです。地上戦はごく標準的で、航空作戦を重視したゲームでした。買ってはみたものの、たぶんソロプレイ1回しかしていません。 #イラク戦争 #サダム・フセイン ターンスケール: 1ターン=3日 マップスケール: 1ヘクス=約20㎞ ユニットスケール: 陸軍は師団~旅団、艦艇は主力艦1隻と補助艦艇、航空機は飛行隊~飛行群
豊橋製版株式会社 作戦級 ゲームジャーナル別冊 イラク戦争Sin Oga