AIR & ARMOR

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この『AIR & ARMOR』では東西ドイツ国境のチューリンゲン地方からフランクフルトとシュツットガルトへと向かうための要衝ビュルツブルク付近での戦いを扱います。ルールが標準ゲームと上級ゲームに分かれていて、標準ゲームでは基本の地上戦を扱い、上級ゲームでは電子戦、航空戦力、化学戦、工兵や地雷といったルールが加わります。核兵器はありません。
両軍が交互に基幹編制単位部隊(旅団または師団)を活性化させて、それに所属する連隊毎に行軍・強襲・速攻といった任務を指定するシステムですが、ワルシャワ条約軍はターンの初めに任務を指定しておかなければならず部隊運用の融通が利かなくなっています。マップはフルマップ1枚、コマは中隊規模のユニットにステップ数(中隊の個数)を組み合わせる方式です。
同じ戦場、同じ部隊であっても、状況の異なるシナリオが複数用意されています(標準ゲーム用が4本、上級ゲーム用が6本)。

1988年にボックスアートが変更された第二版が同じWest End社から出版された他、2024年にはCompass Games社から『Air & Armor: Würzburg, Designer Signature Edition』のタイトルで改訂・再出版されています。

#第三次世界大戦 #西ドイツ戦線

ターンスケール: 1ターン=2時間
マップスケール: 1ヘクス=1マイル
ユニットスケール: 1コマ=中隊~大隊

https://muuseo.com/Sin_Oga/items/116

SUPERPOWERS AT WAR
『SUPERPOWERS AT WAR』ゲームはNATOとワルシャワ条約諸国間での仮想の紛争勃発に続く西ドイツで行われる仮想の連隊規模戦役シナリオ2本でできています。 「ミュンヘンへの進撃」シナリオは紛争の初期に設定されています。 「ラインを渡れ」シナリオは紛争の後半、ワルシャワ条約軍がNATOの「前方防衛」ラインを突破したと仮定したところから始まります。 これはTSR社が発売した「Strategy & Tactics誌」100号の付録ゲームです。誌面中、ルール部分は16ページ、特集の歴史背景記事が7ページ、その他の関連記事が4ページとなっています。 現代戦としては標準的なシーケンスですが、ターン中の第1インパルスと第2インパルスでそれぞれイニシアチブを決定する点と、第1インパルスの戦闘はマストアタックで第2インパルスは攻撃側火力半減のメイアタックという点に特徴があります。マップはフルマップ1枚で、各シナリオの地図がマップの半面ずつに描かれています(使いにくい)。コマは両面印刷で片面が「ミュンヘン」用、逆面が「ライン」用です。 戦術核は使用の許可、使用後の政治的影響どちらにもランダム要素があり、多数使うと政治的に負けやすいですが、単発なら使い得な印象です。 残念ながらコマの数値に誤りがいくつかあってプレイしづらい状態です。 #第三次世界大戦 #西ドイツ戦線 ターンスケール: 1ターン=1日 マップスケール: 1ヘクス=4㎞ ユニットスケール: 1コマ=大隊~連隊
https://muuseo.com/Sin_Oga/items/116

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