濃紅銀鉱 (pyrargyrite) 光竜鉱山 #0621

0

石英質の母岩上に箔状の濃紅銀鉱が観察できます。

光竜鉱山は支笏湖の北方約5kmに位置する浅熱水性金銀鉱脈鉱床です。1903年(明治36年)の開坑後幾つかの鉱業者により断続的に開発されましたが、1943年(昭和18年)の金山整備令に伴い休山しました。戦後再開発されましたが、2006年(平成18年)に休山となりました。(ただしHPによれば現在でも光竜恵庭鉱業(株)が操業再開の準備をしているとのこと。)光竜鉱山では一号𨫤~三号𨫤が本格開発され、時に1トン当たり平均40gという高品位金鉱石も採掘されたとのことです。

Default