方解石 (calcite) 東京石灰鉱山 #0695

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黒色石灰岩の空隙に方解石の群晶が成長しており、石灰岩中にはフズリナ、ウミユリ、腕足類等の化石も観察できます。
本産地周辺は古生代ペルム紀に古太平洋の真ん中に位置していた海底火山上のサンゴ礁で形成された大きな石灰岩体で、2009年に日本の地質百選に選定された「葛生石灰岩(鍋山石灰岩)」が分布しています。(1、4、6枚目は背景をソフトウエア処理しています。)

東京石灰鉱山は東京石灰工業によりアスファルト舗装やコンクリートの原料、線路の敷石、宅地造成などに用いられる砕石を生産している現役の鉱山です(2024年11月現在)。

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