三菱ランサーエボリューションⅩ

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三菱のスポーツセダン、ランサーエボリューションⅩです。ランエボとしては第4世代に当たり、最後のランエボになります。

ランサーエボリューションⅩは2007年10月、三菱の中型セダン、ギャランフォルティスをベースとして誕生しました。トランスミッションには5MTの他、新開発の6速DCT「ツインクラッチSST」を採用しました。このツインクラッチSSTは2ペダルMT故AT限定免許でも運転可能であり、ユーザー層の拡大に寄与しました。また、ランエボⅩは販売台数や期間の限定が無く、歴代のランエボでは初となるカタログモデルとなっています。

逆スラントノーズを採用しスポーティなスタイリングで纏められたランエボⅩですが、最高出力の向上等性能面での進化が続けられながらもモデルとしてはややプレミアム志向に振られた印象です。2008年のマイナーチェンジで新グレード「GSRプレミアム」も追加されています。毎年の様に進化を続けたランエボⅩですが、2015年に登場した特別仕様車「ファイナルエディション」の終売をもって販売終了となりました。これをもってランエボの歴史に終止符が打たれ、更に三菱自動車はセダンの生産から撤退となりました。

トミカではイメージカラーであるレッドのボディカラーを纏い、とても格好良く仕上がっていると思います。戦闘的なデザインのフロントマスクも忠実に再現されています。尚、左右ドアが開閉可能となっています。

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