マツダボンゴブローニイバン 誘導標識車(警視庁)

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マツダのフルサイズ1BOXバン、ボンゴブローニイバン(2代目)の誘導標識車です。低床(後輪シングルタイヤ)車ベースの警視庁仕様を再現しています。

ボンゴブローニイは1983年に商用車ボンゴの上位機種として登場し、トヨタ・ハイエースや日産・キャラバン/ホーミー等と競合する存在でした。1999年には2代目にモデルチェンジしましたが、GLスーパーを除き外観は初代とあまり変わらず、実質的にはマイナーチェンジという状態でした。2010年まで生産されたものの、そうした状況もあり2000年代に入ってからはライバル車に比べ古さは否めず地味な存在となっていました。しかし、価格の安さやライバルに比べ長い荷室等が着目され法人や官公庁で多く導入され、現在でもまだまだ多くの車両が活躍しています。

史上初の立体化となるボンゴブローニイですが、この様なマニアックな車種にスポットを当てるのは流石トミーテックといった印象です。今回標準車のみならず警視庁の誘導標識車も製品化され、ルーフの表示器やサーチライト、助手席後方の操作機器等かなりこだわって再現されています。更にこのモデルのハイライトとして左側スライドドア及びバックドアの開閉アクションの存在が挙げられ、活躍シーンの再現等様々な遊びも楽しめます。実直さが魅力の実車の雰囲気を丁寧に再現しており、今後幅広いバリエーション展開に期待したい所です。

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