- Ratteboss Museum
- 48F ホットウィール (プレミアムライン)
- マツダ323GTR
マツダ323GTR
BG型マツダ323(日本名ファミリア)の高性能バージョン、マツダ323GT-Rです。ホットウィールでは初登場になります。
マツダ323GT-Rは、元々WRC参戦を見据えて設定された4WDスポーツモデルであるGT-Xの進化版として1992年1月に市場デビューを果たしたモデルとなります。大径フォグランプや前後スカート付き大型バンパー、フェンダーモールアーチ等で武装された外観は実用ハッチバックがベースと思えない迫力を感じさせるものでした。このマツダ323GT-Rはラリーチームが早々とグループA仕様に仕立て入念なテストを重ねて1993年シーズンから本格的に勝負をかける計画が立てられていました。しかし、残念ながらバブル崩壊の影響によりコスト削減等を余儀なくされたマツダはWRCのワークス活動を中止する事になり、マツダ323GT-Rの本格参戦はお蔵入りとなってしまいました。ただし、欧州のプライベートチームがこの状況を救う事となり、グループN仕様の323GT-Rが1993年シーズンのWRCで大活躍しています。これにより、ポテンシャルの高さの一端を示す事に成功しています。
ホットウィールで初登場となったマツダ323GT-Rですが、WRC出場を見据えた実車の迫力ある雰囲気をしっかり再現しており、コンパクトなボディながら存在感充分です。同じCセグメントクラスとなるランエボやインプレッサ WRXにも引けを取らない迫力が感じられ、それらと同様に熟成と進化を重ねWRCの舞台で活躍する事が出来なかったのが実に惜しまれます。欧州仕様のマツダ323での製品化ですが、ハンドル位置は右側となっています。