マツダルーチェロータリークーペ(M13P)

0

マツダが嘗て販売していた高級車ルーチェのクーペモデル、ルーチェロータリークーペ(M13P)です。1969年式の再現になります。

ルーチェロータリークーペは1969年10月に市販開始され、655×2ccの13A型水冷2ローターエンジンを搭載していました。マツダのロータリーエンジン搭載市販車では、2020年代にMX-30のロータリー車が登場するまで唯一の前輪駆動採用モデルであった点も特徴です。低く長い独特のプロポーションに、「ハイウェイの貴公子」と呼ばれた所以でもある190km/hに達する最高速度などが注目されたものの、熟成不足や信頼性等の面で問題が指摘された事もあり1972年9月の生産打ち切りまでの3年間での生産台数はわずか976台にとどまりました。

小スケールでは比較的珍しいルーチェロータリークーペのミニカーですが、フロントマスクやホイールデザイン、エンブレム類等非常に細かく再現されています。イエローのボディに黒いレザートップの組み合わせもお洒落で好印象です。トミカリミテッドヴィンテージでも製品化されている車種ですが、そちらにも引けを取らないクオリティであると感じられます。何より、個人的にはこの様なマニアックな車種にもスポットを当てている点が素晴らしいとさえ思えます。

Default
  • File

    kyusha_fan

    8 days ago - 編集済み

    この車は実車を一度も見た事がありません。
    イベントでも今のところ見た事はありませんね。
    量産車である初代ルーチェセダンはよく見てたしイベントでも見た事があります。当時でもロータリークーペを実際に見た人は少ないと思います。その証拠にカタログの落札価格は状態が良ければ1冊10万円くらいになります。

    返信する
    • File

      Ratteboss

      7 days ago

      コメントありがとうございます。

      カタログの落札価格、状態が良ければ一冊10万円とは驚きです。
      ルーチェセダンは量産車で見かける頻度も多かったでしょうが、ロータリークーペは当時からやはりマイナーな存在だった様ですね。
      ライバルとしてはいすゞの117クーペ等が挙げられますが、信頼性の他117クーペに比べ高価であった事もネックだった様ですね。

      商業的には失敗作でしたが、117クーペとはまた違った独自の魅力があり決して悪くないスタイリングであると感じられます。

      返信する
    • File

      kyusha_fan

      7 days ago

      そりぁ、いすゞ117クーペもマツダローターリークーペも共にジウジアーロがデザインに関与してますからスタイリングが良いのも頷けますね。👍

      返信する