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- DOCKUMENTE :シューマンのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲ニ短調(遺作)を収めたモノラルLIVE
DOCKUMENTE :シューマンのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲ニ短調(遺作)を収めたモノラルLIVE
ドキュメンテ:
アルト―ロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(pf)
アントニオ・ぺデロッティ指揮 ミラノスカラ座管弦楽団 1942
R.シューマン/ピアノ協奏曲イ短調 op.54
第1楽章 アレグロ アフェットオーソ
第2楽章 インテルメッツォ(アンダンティーノ グラッツィオーソ)
第3楽章 アレグロ ヴィヴァーチェ
ゲオルグ・クレーンカンプ(vn)
ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮ベルリン・フィルハーモニィo
R.シューマン/ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品番号なし。(作曲者の意思に拠らぬ遺作)
第1楽章 Im kräftigen nicht zu schnellem tempo 力強く、速すぎないように
第2楽章 Langsam ゆっくりと (短いインテルメッツォ風)
第3楽章 Lebhaft doch nicht schnell 生き生きと、しかし急速でなく
ミケラジェリのシューマンは好きですが、これは音的にちょっと貧しい。でも、55年のワルシャワの演奏でも彼の演奏はすでに『こうなんだ!』という42年の演奏のスタイルから変化はなく、2009年のバレンボイムとの録音は明瞭で磨き抜かれているけれど、音色にこだわり過ぎた美麗さがすこしお腹いっぱいになる。42年のこの演奏が僕の耳には合っている。
クレーンカンプの初演盤は背後にベルリンフィルに及ぼしたナチスドイツである。この翌年に若いメニューインがこれまたまた酒仙指揮者バルビローリがあまり酒の匂いをさせていない若き時代の恊奏から比べると『どうだ!?』って言うような感じがあって好みではない。っていうか、曲自体がいまだによー分らん。
この作品のことは別に書いた。
Lab 死の歌-崩れかけた精神 https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/258
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