石川ひとみ 「夢模様」

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ひっちゃん、6枚目のオリジナルアルバムです

発売日は1981年11月ですが
まだこの年の夏は大ヒットシングル「まちぶせ」が
まだチャートインしていて
7月にはその大ヒットを受けて
アルバム「まちぶせ」を出したばかりでした

後から考えるとここぞとばかりのリリースラッシュだったのですね
でも本当にシングル&アルバム「まちぶせ」以降の
ひっちゃんの歌声は以前からの透明感と大人の女性らしさに加え
自信たっぷりに余裕をもって歌っているような気がします。

この「夢模様」は
「まちぶせ」の次のシングルとなる「三枚の写真」とほぼ同時進行で
作られたのだと思いますが
(本当は結果的に随分後のリリースとなる
「にわか雨」が次シングルの予定だったとのことですがその話はまた今度)
「まちぶせ」以前の「レトロ歌謡路線」もそれなりに残しつつ
ちょっとヨーロピアンなお洒落なイメージを取り入れています。
次のアルバム「ジュ・テーム」になるとタイトルからしてモロですが
ますますその路線が強調されていきます。
私個人的には以前の「レトロっぽい歌謡曲」路線は好きなのですけどねぇ

それにしても何度も書きますが
まさにひっちゃんの歌唱力はこのアルバムで
ますます聴きごたえ満点になってきたと思います。
最初に聴いたときにはこのヨーロピアン路線もいいなぁ。。。と思ったのですが
結局耳が惹かれるのは「三枚の写真」や「夕暮れて」あたりの
従来の路線に近いものだったりします。
「三枚の写真」が楽曲的に良いのはシングルなので当然ですが
「夕暮れて」はひっちゃんらしい以前からのレトロ路線で
当時聞いても少し懐かしい感じでしたが
今聴いても正に心に染み入ります。
で、この「夕暮れて」はシングル「三枚の写真」のカップリングなのですね
どちらがA面でも全く遜色ない楽曲だと思います。

ちょっとヨーロピアン調なのが
A-2,A-3,A-4,A-5,B-2,B-3あたりで

これまでのレトロ歌謡なのは
A-1,B-1,B-4,B-5
ってところでしょうか。。。(あくまで個人的見解です)

まぁ楽曲はバリエーションに富んでて
退屈するようなことは全くなく
そのとよくできた楽曲を堂々と歌いきるひっちゃんの歌声で
まさにメロメロになる1枚です。

最後に。。。
「三枚の写真」って聴いていると
何だか歌詞の状況の絵が頭に浮かぶんです
それが何とも切ないような甘酸っぱいような情景で
これがまたハマるんですよねぇ

1981年11月21日リリース

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