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- 3F 昭和のレコード 邦楽編
- 岩崎良美「Cecile」
岩崎良美「Cecile」
ヨシリン、5枚目のオリジナルアルバム!
このアルバムにはシングル曲が3曲入っています
「Vacance]
「愛してモナムール」
「どきどき旅行」
で、この中で私の大のお気に入りが
A-1の「Vacance」
作曲は当時知る人ぞ知る頭脳警察のPANTA
いろいろな方に楽曲を提供していましたが
この曲はその中でもかなり良い曲だと思います。
またアレンジが当時としては革新的で
「えええ~歌の上手いヨシリンのヴォーカルに
そんなにコーラスかぶせちゃうの????」っていうサビが
またどうにもカッコ良いのです
ヨシリンは個人的に昭和3大ヴォーカリストの一人だと思っていますが
(他は石川ひとみと石川優子)
正統派の歌唱力なら姉の宏美さんの方が上かもしれません
でもこれは私の個人的な好みの問題ですが
お姉さん以上に艶やかな上にかわいらしさが
程よく乗っかっているのが何とも良いのです…
これはデビュー曲の「赤と黒」の時から思っていました
で、今回の」「Cecile」ですが
以前から(ラ・ウ-マンとかI Think soの頃)そうでしたが
とにかくヨーロッパっぽいイメージを付けたいのが
よーくわかります。
まぁアルバムの帯にも
「ヨーロッパの香りをあなたに!!」
なんて書いてますし。。(笑
ヨーロッパというよりは地中海っぽさを出したかったのですね
ジャケットもそうですが。。。
でも今回のCecileは全体的になかなか成功していると思います。
収録されたシングル3枚の出来が良いのはもちろんですが
(どきどき旅行だけは全くヨーロッパぽくないですが)
他の曲も全体的にテーマが統一されていて
アルバムを通して非常に良い雰囲気です。
アルバム10曲中5曲が加藤和彦(サデスティックミカバンド)作品で
これがどれもレベル高いのです。
で、さらに個人的には大貫妙子さん作のB-3が絶品です。
ちょっとだけわがまま言うとしたら
このアルバムに「愛してモナムール」の」カップリングの
「雨の日曜日」入れて欲しかったなぁ
めちゃ良い曲なんですよ!
でも確かに地中海っぽくはないから外れたのかなぁ(涙)
1982年6月21日リリース